2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

英語の現在時制の用法に習慣的行動も未来を表す現在時制もない!あるのは「現在の状態」だけ

マーク・ピーターセン『続 日本人の英語』の「金が物を言う―現在形」を読了。 内容は、英語の現在形について。 英語の現在時制の用法は、意外に多い。「習慣的行動」、「現在の状態」、「一般的な事実や真理」、「未来を表す現在時制」などである。 しかし、…

中国の皇帝職は超激務?最長寿の中国皇帝は89歳の乾隆帝、最も短命だったのは1歳で夭逝した後漢の殤帝

今日头条というアプリの艺述史で、中国の歴史上における、就けば長生きできない職業について解説した動画を視聴。 その職業に就けば長生きできないにもかかわらず、みんなが就きたがるもの。 それは、皇帝職。 動画によれば、秦の始皇帝の誕生以来、中国の歴…

expectは「期待する」という意味ではない?英語のexpectの基本的ニュアンスと意外な使い方

マーク・ピーターセン『続 日本人の英語』(岩波新書)のP101~112を読了。 アメリカの古典映画『カサブランカ』の台詞を一部取り上げて解説している。 ショップの名作映画コーナーでよくDVDで売られているが、見たことはない。恋愛もののようだが、…

劉備には実は皇帝になる野心があった?子供たちの名前が暴露するその「いい人」像に隠れたもう一つの人物像

今日头条というアプリの艺述史で、三国志の劉備(りゅうび)の野心について解説した動画を視聴。 三国志コンテンツでは、一般的に、蜀(しょく)の劉備は漢王室の再興を目指す仁徳の人物として描かれる。 それと対照的なのは魏(ぎ)の曹操(そうそう)で、…

「レポートを出す」は英語でsubmit the reportではない?アングロサクソン系とラテン系の英語の特徴がわかりやすく解説された『続 日本人の英語』

マーク・ピーターセン『続 日本人の英語』の「大和言葉のやわらかさ―副詞」を読了。 内容は主に、英語表現の硬さやわらかさについて書かれている。 初めて知ったのだが、英語にはアングロサクソン系とラテン系のものがあるそうだ。 アングロサクソン系の英語…

中国陝西省西安市にある始皇帝陵兵馬俑の兵士たちはなぜ兜を被っていないのか?中国の歴史の謎に迫る!

今日头条というアプリの艺述史で、中国陝西省にある兵馬俑(へいばよう)の謎について解説した動画を視聴。 その謎というのは、兵馬俑の兵士たちは、鎧(よろい)を着ているが、兜(かぶと)を被っていないというものだ(頭巾(ずきん)は着けている)。 (…

work at, work in, work forの意味と違いが、前置詞の観点から超わかりやすく簡単に解説された『続 日本人の英語』

マーク・ピーターセン『続 日本人の英語』の「橋の下よりほととぎす―前置詞」のパートを読了。 面白いと思ったのは、work at, work in, work forのそれぞれの違いの解説。 何となくの感覚的理解で済ましている基本表現を、言葉で丁寧に説明されると新鮮であ…

女性に関して劉備は草食系で曹操は肉食系の性格?三国志において劉備の妻子を守る能力の低さは失笑レベルか

今日头条というアプリの艺述史で、劉備(りゅうび)と曹操(そうそう)の女に対する態度の違いについて解説した動画を視聴。 一般的な三国志観では、劉備は仁徳の善い人で、曹操は狡猾な悪い人ということになっている。しかし、女に対する態度という視点で三…

英語で、ある名詞の一般論を述べるとき、単数形、定冠詞、複数形とでそれぞれどんなニュアンスの違いがあるのか?

マーク・ピーターセン『続 日本人の英語』の「ペンは剣よりも強し―名詞の一般用法」を読了。 このパートを読んで長年のモヤモヤがだいぶ解消した気がする。そのモヤモヤとは、英語で、ある事物について一般論を述べるとき、どう表現するかという問題である。…

楊貴妃は逸話や唐の時代の絵画から肥満体だったとされるが本当だろうか?唐詩から検証!

今日头条というアプリの艺述史で、楊貴妃(幼名は楊玉環)の容姿について解説した動画を視聴。 楊貴妃(ようきひ)は、唐王朝の玄宗皇帝の妃で(もともと息子の女だったが、奪った)、美人として有名な人物だ。 美人ではあったが、太っていたといわれる。そ…

my, his, herなどの人称代名詞の所有格に定冠詞theと同じような機能があるという日本人の盲点を気づかせる『続 日本人の英語』

マーク・ピーターセン『続 日本人の英語』の「あの人を忘れたい―単数形と複数形」のパートを読了。 話すときや書くとき、日本語では、主語や数を明言せず、具体性を避けがちである。 一方、英語の場合は、主語はもちろん、単数か複数かもはっきりさせる傾向…

孔子は韓国人という韓国の専門家の主張に中国人が猛反論!老子、端午の節句、キムチの起源をめぐり深まる中韓の対立

今日头条というアプリの艺述史で、中国人が、孔子は韓国人という韓国の人たちの主張に反論している動画を視聴。 ここ数年、過去の偉人や文化遺産の起源をめぐって中国と韓国の間で争いが激化している。対象となっているのは、孔子、老子、端午の節句、キムチ…

中国のイメージといえば赤色、その意味と理由を歴史から解き明かす

今日头条というアプリの艺述史で、中国で赤色が特別な地位にある理由を解説している動画を視聴。 中国で伝統衣裳やライトアップに赤色がよく取り入れられるのは、共産主義の影響だろうとずっと思っていた。しかし、どうやら中国では古代から赤色は特別な色で…

天ぷらは英語でtempura、実はこれ不可算名詞!可算と不可算の見分け方のポイントを紹介。

マーク・ピーターセン『続 日本人の英語』の「七人の侍―可算名詞と不可算名詞」のパートを読了。 前半は外来語となった日本語の紹介で、後半は名詞の可算と不可算の使い分けについて解説されている。 tempuraは数えられない 数の意識が比較的おおらかな日本…

同じ「日本人」と訳されるthe JapaneseとJapanese peopleの違いが超わかりやすく簡単に解説された『続 日本人の英語』

マーク・ピーターセン『続 日本人の英語』の「スペインの雨―定冠詞 the」のパートを読了。 theの理解は、日本人には難しい。が、少なくともその基本は比較的わかりやすい。 theが使われる前提としてあるのは、「the+名詞」によって、お互い(話し手と聞き手…

中国の歴史ドラマ『宮廷の諍い女』で登場する宮女への残酷な体罰「一丈紅」とは?

今日头条というアプリの艺述史で、昔の中国の刑罰「一丈紅」について解説している動画を視聴。 中国には歴史上、数々の残酷な刑罰があった。ぱっと思い浮かぶのは、例えば、生きた人間の肉を少しずつ切り落としていく凌遅刑(りょうちけい)である。動画で紹…

meanの受動態be meant forやbe meant to beの隠れ主語は神?その意味と使い方をマスター

マーク・ピーターセン『続 日本人の英語』P1~12を読了。 前半部分は、「えらい」という日本語について。 「えらい」は日本のある種の価値観が基礎にある表現なので、英語に置き換えるのはなかなか難しいというお話。同様に、「悔しい」も翻訳の難しい日…