2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

里中満智子の『マンガ旧約聖書1ー創世記』の感想〜旧約聖書の世界の斬新な発想力に敬服!〜

里中満智子の『マンガ旧約聖書1ー創世記』を読了。 神話(といっていいのでしょうか)は、やはり面白いです。日常的な常識から離れた斬新な発想が展開されるので、新鮮な空気を吸ったかのような晴れ晴れとした気持ちにしてくれます。 本書は、旧約聖書のお…

横山光輝の漫画『史記』第二話の感想〜管仲に学ぶ徳目の活用法〜

横山光輝の漫画『史記』の第二話を読了。 今回の中心人物は、斉(せい)の桓公と名宰相として有名な管仲(かんちゅう)。このタッグで、斉は繁栄し大陸の覇者として他の国々を従わせます。 覇者といっても、形の上ではその上に周王室というものがあって、そ…

韓国語の単語はややこしい!書き間違い対策を紹介。

さっき韓国語の文章を書いていたのですが、今でも書き間違いが多いです。 メールの返信用ですが、ハングルの書き間違いをすぐに発見できるように機械翻訳にハングルを打ち込み、同時に日本語訳が確認できるようにします。 なぜかというと、機械翻訳の日本語…

横山光輝『史記』の第一話の感想〜司馬遷の恵まれた人生〜

横山光輝の漫画『史記』を読んでいます。 一度通しですでに読みましたが、内容が濃いので何度も読むに値します。 第一話は、史記の原本の著者である司馬遷(しばせん)の一生について。 彼の父は司馬談(しばたん)といい、当時一流の学者だったそうです。一…

漫画『天上の虹』の感想〜飛鳥時代にトランプしてた中大兄皇子〜

漫画家・里中満智子の『天上の虹』を読んでいます。飛鳥時代の持統天皇を主人公とした物語です。 本日は663年の白村江(はくそんこう)の戦いを描いた部分を読みました。これは、日本(倭国)が、新羅と唐の連合軍に敗れた戦いとして有名ですね。 面白い…

ムンジェイン大統領の笑顔の重み

「やんのかこら」 というわけで、今日は韓国のムンジェイン(文在寅)大統領の笑顔について書きたいと思います。 なぜかというと、今日の明け方の夢に彼が目の前に現れたからです。 ムンジェイン大統領のいつものあの笑顔で「やんのかこら」と言われました。…

バカでも政治に参加させてくれるトランプ大統領

まだ国境の壁建設の予算計上をめぐって民主党と対立してるんですね。 headlines.yahoo.co.jp 確かにトランプ氏って、発言がラディカルで、日本の報道を見てると、これちょっと支持したらあかんタイプなんかな、とか思って、周りチラチラ見て、「ト、トランプ…

僧衣で運転で反則切符が切られるなら十二単(じゅうにひとえ)なんてもってのほか?

「ん?これってもしやフェイクニュース?」とか思ってしまったんですけど、福井県の僧侶が僧衣で運転をして交通反則切符が切られた、というニュースです。 記事によれば、理由は、 「操作に支障を及ぼす恐れがある」だそうです。 headlines.yahoo.co.jp 操作…

トランプ大統領の国境の壁と秦の始皇帝の万里の長城〜デキる改革者の落とし穴〜

米国とメキシコとの国境に建設する壁の予算をめぐって、トランプ大統領と野党・民主党との対立が続いているようです。 headlines.yahoo.co.jp 別に壁はいいと思うんですよね。 だいたい物理的な壁がなくたって、法の壁の存在は認められているわけですし、正…

金正恩の北京訪問劇に学ぶ経済格差を超えた旧交の温め方

金正恩(キムジョンウン)さんが、北京訪問を終えて帰路に着いたみたいですね。例によって専用列車で。 グーグルで「平壌 北京 距離」で調べたら、平壌から北京まで直線距離(直線とはちょっと違うけど)で約800kmほどのようです。 実際は直線進行で北京…

現代の日本人はなぜ源氏物語の読破に挫折するのか?

謹んで、ここにご報告させていただきます。 以前、古典エッセイイストの大塚ひかりさんが訳された『源氏物語』を読み始めたのですが、いつのまにか挫折していました。 瀬戸内寂聴さん訳の源氏物語にも挫折した過去があるので、2回目の敗北ということになり…