気象予報士試験

べナール型対流のオープンセル型とクローズドセル型を超わかりやすく簡単に解説!【気象予報士試験対策】

気象予報士試験対策として『図解 よくわかる気象学』を読んでいます。 今日は、べナール型対流について勉強しました。ここに自分なりの理解をまとめておきます。 べナール型対流とは、規則正しく並んだ対流のことを言います。 べナール型対流にはオープンセ…

台風のウォーム・コア(温暖核)とは何か?超わかりやすく簡単に解説!【気象予報士試験対策】

『図解 気象学入門』を気象予報士試験対策として読み進めています。 今日は、台風のウォーム・コア(温暖核)について学びました。 ウォーム・コアとは、台風の中心の上空を中心にして広がる温度の高い部分のことです。 以下は、台風の縦方向の断面図です。 …

台風は海水温が高いと発生しやすい?熱帯低気圧の一種である台風と熱帯収束帯との関係を超わかりやすく簡単に解説!【気象予報士試験対策】

『図解 気象学入門』を気象予報士試験対策として読み進めています。 今日は、P234~240の台風の発生について書かれた部分を読みました。ここに自分なりの理解をまとめておきます。 海水温が高いと台風が発達しやすいというイメージを持っている人は多…

梅雨前線とは何か?そのでき方と地域別の特徴を超わかりやすく簡単に解説!~南日本と西日本の梅雨前線は半中国産?~【気象予報士試験対策】

『図解 気象学入門』を使って気象予報士試験対策をしています。 P218~224の梅雨について解説した部分を読みました。ここに自分なりの理解をまとめておきます。 梅雨前線の正体は停滞前線 梅雨を作り出すのは、梅雨前線(ばいうぜんせん)です。 梅雨…

移動性高気圧とは何か?そのでき方と特徴を超わかりやすく簡単に解説!~晴れではなく雨をもたらすこともある?~【気象予報士試験対策】

『図解 気象学入門』を気象予報士試験対策として読み進めています。 今日は移動性高気圧について学びました。ここに自分なりの理解をまとめておきます。 移動性高気圧とは、偏西風波動(偏西風の南北の波打ち)に伴う高気圧のことです。 上空の気圧の谷の西…

寒冷高気圧、温暖高気圧とは?そのでき方と別名の由来を超わかりやすく簡単に解説!【気象予報士試験対策】

『図解 気象学入門』を使って気象予報士試験対策をしています。 今日は寒冷高気圧と温暖高気圧について学びました。自分なりの理解をここにまとめておきます。 寒冷高気圧は背が低い? 寒冷高気圧とは、気柱(大気を地上からそのてっぺんまでを切り取った空…

温帯低気圧の発達メカニズムには寒気の下降と暖気の上昇による位置エネルギーの増減が関係している?【気象予報士試験対策】

『図解 気象学入門』と『イラスト図解 よくわかる気象学』を使って気象予報士試験対策をしています。 今日は、温帯低気圧の発達について学習しました。ここに自分なりの理解をまとめておきます。 温帯低気圧とは、主に中緯度の温帯で発生する、低気圧のこと…

温度風とは何か?超わかりやすく簡単に解説!~下層と上層の地衡風ベクトルが時計回りか反時計回りかで暖気側と寒気側がわかる!~【気象予報士試験対策】

『イラスト図解 気象学入門』を使って気象予報士試験対策をしています。 今日は、温度風について学びました。ここに自分なりの理解をまとめておこうと思います。 本書には、温度風とは「地衡風の鉛直シアを表したもの」(P246)とありますが、これだけの…

気圧の谷と気圧の尾根とは何か?その意味と特徴を超わかりやすく簡単に解説!~気圧の谷と尾根の東側で低気圧と高気圧が発達する?~【気象予報士試験対策】

『図解 気象学入門』を気象予報士試験対策として読み進めています。 今日は、気圧の谷や気圧の尾根について学びました。 自分なりの理解をここにまとめておこうと思います。 昨日は、高層天気図(等圧面天気図)について書きましたが、今日はその知識に基づ…

高層天気図(等圧面天気図)とは何か?その等高度線と気圧との関係を超わかりやすく簡単に解説!【気象予報士試験対策】

『図解 気象学入門』と『イラスト図解 よくわかる気象学』で気象予報士試験対策をしています。 今日は、高層天気図についてちょっと復習しました。 ここに自分なりの理解をまとめておきます。 普段、天気予報などで目にする天気図は、地上天気図と呼ばれ、地…

温帯低気圧と温暖前線の違いを超わかりやすく簡単に解説!【気象予報士試験対策】

まだ気象学を学び始めた頃、温帯低気圧と温暖前線が頭の中でごちゃまぜになって混乱したことがあったので、その違いをここにまとめておきます。 温帯低気圧とは? 温帯低気圧とは、主に中緯度の温帯で発生する、低気圧のことです。 下の図の「低」と表示され…

モンスーン(季節風)とは何か?超わかりやすく簡単に解説!~大陸と海洋の性質の違いが高気圧と低気圧を作り出す?~【気象予報士試験対策】

『図解 気象学入門』を気象予報士試験対策として読み進めています。 今日は、P170~176を読み、モンスーン(季節風)について学びました。 ここに自分なりの理解をまとめておこうと思います。 モンスーン(季節風)とは何か? 日本からインドにかけて…

赤道低圧帯(熱帯収束帯)とは?超わかりやすく簡単に解説!~赤道低圧帯の上昇気流はサハラ砂漠、貿易風、偏西風の生みの親?~【気象予報士試験対策】

気象予報士試験対策として、『図解 気象学入門』を読み進めています。 今日は、赤道低圧帯(熱帯収束帯)や亜熱帯高圧帯について学んだので、自分なりの理解をここにまとめておきます。 赤道低圧帯とは、赤道付近の気圧の低い地帯のことです。 赤道付近は日…

地衡風とは何か?その読み方から意味、仕組みまで超わかりやすく簡単に解説してみましょう!【気象予報士試験対策】

『イラスト図解 よくわかる気象学』を使って気象予報士試験対策をしています。 今日は地衡風について勉強したので、自分なりの理解をここにまとめておきます。 地衡風の読み方は、「ちこうふう」です。 地衡風とは、一言でいえば、気圧傾度力とコリオリ力が…

コリオリ力の考え方を超わかりやすく簡単に解説!~北半球では風は右向きに曲げられる?~【気象予報士試験対策】

『イラスト図解 よくわかる気象学』を使って気象予報士試験対策をしています。 コリオリ力について勉強したので、自分なりの理解をここにまとめておこうと思います。 中学校の理科の授業では、風は高気圧から低気圧に向かって吹くと教えられました。 自分も…

気圧差が生じる原理が超わかりやすく簡単に解説された『図解 気象学入門』~温度差が気圧差を生み、気圧差で風が吹く?~

気象予報士試験対策として『図解 気象学入門』を読んでいます。 今日は、気圧差の生じ方について学びました。 風によって木の葉がゆれるのを見るとき、風とは空気の運動であることを容易に想像できます。しかしながら、「空気を運動させている力は何か」と問…

対流圏で高度とともに温度が上昇する逆転層(接地逆転層・沈降逆転層・移流逆転層)ができる理由を超わかりやすく簡単に解説!【気象予報士試験対策】

『イラスト図解 よくわかる気象学』を使って、気象予報士試験対策をしています。今日は、逆転層について勉強しました。 ここで自分なりの理解をまとめておこうと思います。 逆転層とは? 普通、日本の位置する緯度では、対流圏と呼ばれる地上から高度約11…

対流とは何か?対流による大気の温まり方と熱伝導について超わかりやすく簡単に解説!【気象予報士試験対策】

気象予報士試験対策として『図解・気象学入門―原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図』を読んでいます。 今日は、大気の温まり方について勉強しました。 ここに自分なりにまとめておきます。 大気の温まり方については対流というものが大きな役割を果たす…

大気の窓と、太陽放射、地球放射について超わかりやすく簡単に解説!~大気の窓とは、赤外線のある波長域~【気象予報士試験対策】

気象予報士試験対策として、『図解・気象学入門―原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図』と『イラスト図解 よくわかる気象学』を読み、大気の窓について勉強しました。 ここに自分なりにまとめておこうと思います。 太陽放射と地球放射 地球は太陽から放射…

可視光の色の種類と波長の覚え方~虹が虹色なのは可視光の屈折角度と関係している?~【気象予報士試験対策】

気象予報士試験対策として『図解・気象学入門―原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図』を読み進めています。 本日は、P102~108を読了。主に地球や太陽の放射について書かれています。 以下は可視光に関する記述です。 電磁波が1回振動するのに進…

大気が条件付き不安定とは?具体例とともに超わかりやすく簡単に解説!【気象予報士試験対策】

『図解・気象学入門―原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図』と『イラスト図解 よくわかる気象学』を使って、「大気が条件付き不安定」ということについて勉強しました。 ここで自分なりの理解をまとめて書いておきます。 「大気が不安定」とは? まず、大…

積乱雲(別名:入道雲)はなぜ衰退し消えるのか?自身の作り出す下降気流が寿命を縮める?【気象予報士試験対策】

気象予報士試験対策として、『図解・気象学入門―原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図』(講談社)を読み進めています。 本日は、P79~92を読了しました。 面白いと思ったのは、積乱雲、通称入道雲と呼ばれる雲が消滅する理由です。 まずは雲ができ…

乱層雲とは?雨雲の別名である乱層雲の高さと特徴、その覚え方をわかりやすく簡単に紹介!【気象予報士試験対策】

『図解・気象学入門―原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図』を読んでいます。 今日は、読んでいる途中で、「乱層雲」ってどんな雲だったかなと疑問に思い、前のところを読み返しました。 雲には大きく分けて、下層雲、中層雲、高層雲があります。 乱層雲…

過冷却水滴の意味と、雲の中でそれが氷晶になり始める温度の覚え方~雲粒はなぜ凍らないのか?~【気象予報士試験対策】

引き続き、『図解・気象学入門―原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図』を読み進めます。 本日は、P62~71を読了しました。 主に、過冷却水滴が氷晶に変わる仕組みについて解説されています。 過冷却水滴とは、凍るはずの温度である0℃以下になっても…

雨粒、霧雨の粒、雲の粒の平均的な大きさ(サイズ)の覚え方【気象予報士試験対策】

気象予報士試験をいつか受けようと思ってコツコツ勉強をしています。 今日は、ブルーバックスの『図解・気象学入門―原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図』を少し読み進めました。 雨粒、霧雨の粒、雲の粒のそれぞれのサイズについて知りました。 雨粒の…

社会人が気象学を勉強するのにおすすめの面白い入門書を紹介!気象予報士試験の受験を考えている初心者にも最適の本ですよ!

気象学に興味が湧き、その勉強を始めようとする人に最適な一冊を挙げろといわれれば、どの本が思い浮かぶか? 僕の場合は、ブルーバックスの『図解・気象学入門―原理からわかる雲・雨・気温・風・天気図』です。 これまでに4回は通しで読んでいます。読めば…

寒冷前線とは?超わかりやすく簡単に解説【気象予報士試験対策】

『イラスト図解 よくわかる気象学』(中島俊夫著)を使って気象予報士試験対策をしています。 今回は寒冷前線について勉強しました。 この記事は前線の知識を前提としているので、前線に関する知識があやふやな方は先に以下の記事を読んでおくとよいです。 …

温暖前線とは?超わかりやすく簡単に解説【気象予報士試験対策】

『イラスト図解 よくわかる気象学』(中島俊夫著)を使って気象予報士試験対策をしています。 今回は、温暖前線について勉強しました。 もし前線に関する知識があやふやな方は先に以下の記事を読んでおくとよいです。 ・前線とは?超わかりやすく簡単に解説…

前線とは?超わかりやすく簡単に解説【気象予報士試験対策】

『イラスト図解 よくわかる気象学』(中島俊夫著)を使って気象予報士試験対策をしています。 今回は、前線について勉強しました。 前線とは何か? 前線(ぜんせん)とは何かを説明する前に、まずイメージから入るとわかりやすいと思います。 以下の写真が、…

対流混合層の特徴を超わかりやすく簡単に解説【気象予報士試験対策】

『イラスト図解 よくわかる気象学』(中島俊夫著)を使って気象予報士試験対策をしています。 今回は、対流混合層について学びました。 対流混合層とは? 地上0mから高度約1kmの空気の層を大気境界層といいますが、それは三つに分けることができます。 …