2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『源氏物語』読書マラソン20〜女評論家、頭中将の批評〜

『源氏物語』読書マラソン19。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP65〜69まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます(斜体のところは引用です)。 ではどうぞ。 しとしとと宵の雨が降る中、頭中将(とうのちゅうじょう)が、源氏の女か…

『源氏物語』読書マラソン18〜源氏の親友、頭中将の紹介〜

『源氏物語』読書マラソン18。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP64〜65まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます(斜体のところは引用です)。 ではどうぞ。 源氏の親友、頭中将(とうのちゅうじょう)の紹介。 彼は、源氏の妻である…

『源氏物語』読書マラソン17〜光源氏はプレイボーイではないという前置き〜

『源氏物語』読書マラソン17。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP63〜64まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます(斜体のところは引用です)。 ではどうぞ。 光源氏に関しては、一般に、数々の恋愛沙汰でプレイボーイというイメージ…

『源氏物語』読書マラソン16〜元服後間もなく、選り好みを始める源氏の君〜

『源氏物語』読書マラソン16。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP58〜60まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます(斜体のところは引用です)。 ではどうぞ。 元服し(成人し)、葵の上(あおいのうえ)という妻を得た源氏の君ですが…

『源氏物語』読書マラソン15〜源氏の君の元服と葵の上との電撃結婚〜

『源氏物語』読書マラソン15。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP53〜58まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます(斜体のところは引用です)。 ではどうぞ。 十二歳になった源氏の君の元服(げんぷく)、つまり成人式です。 さすがい…

『源氏物語』読書マラソン14〜弘徽殿女御を差し置いて幸せな親子関係を築こうとするミカド〜

『源氏物語』読書マラソン14。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP51〜53まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます(斜体のところは引用です)。 ではどうぞ。 源氏の君は、つねにミカドの側を離れることなく、ミカドのお妃通いにもく…

『源氏物語』読書マラソン13〜ミカドの元カノ探しと女四の宮の入内〜

『源氏物語』読書マラソン13。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP49〜51まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます(斜体のところは引用です)。 ではどうぞ。 ミカドは年月を経ても、亡き桐壺(きりつぼ)のことが忘れられません。そ…