我要是能这么瘦就好了
wǒ yàoshi néng zhème shòu jiù hǎo le
私もそんなに痩せられたらいいのに。
・要是(yàoshi)~就好了(jiù hǎo le) もし~ならいいのに
・能(néng) ~できる
・这么(zhème) こんなに(上の文の場合、「あなたくらいに」ほどの意味)
・瘦(shòu) 痩せる、痩せている
☆☆☆
チャットで中国の友人に体重を聞かれたので、45キロくらいと言ったら返ってきた言葉。
相手が女性だと、多くの場合こういう反応が返ってきます。たぶん本当に言いたいことは「痩せすぎやろもっと食えよ」だと思います。でもみんな優しい言葉を返してくれます。そうするとこっちも何か優しい言葉を返さなくちゃと思うのが人情。相手が中国人なので、
あの美人で有名な楊貴妃もけっこう太ってたらしい
などと返すと、だいたい反応が微妙。一瞬、曇った空気が流れます。考えてみれば確かに、自分が禿げてたとして、天才実業家の孫○義も禿げてるよと言われてもちょっと納得いかないです。それに気づいてからは楊貴妃うんぬんはそっとタンスにしまいました。
それはさておき、さっきの会話の続きで、中国人って料理に油をめっちゃ使うのに太ってる人ってあまりいないよね、と言うと、
太ってる人もいるよ。でもたぶん油に食べなれたんだろうね
と返ってきました。そしてその後に中国人らしく、以下のことわざが付け足されました。
一方水土养一方人
yī fāng shuǐ tǔ yǎng yī fāng rén
意味は、「環境が人をつくる」といったところ。「水土」は「気候風土」のことです。
例えば、「水土不服(shuǐtǔ bùfú)」で「気候風土になじまない」といった意味になります。
引用されると自動的に、説得が完了したような空気になるのが、ことわざの不思議なところ。
おすすめ中国語教材
『口を鍛える中国語作文』は、どんどん実用的な例文を暗唱していくトレーニングができる一冊。
日本語を見て、ぱっと中国語に訳せるように、何度も何度も、スパルタ的に訓練していきます。
スポーツの練習のように何度も反復。
限りなく実践会話の訓練に近く、日課のように毎日続けていくと着実に中国語の会話力は伸びていきます。
リンク先のものは初級編ですが、他に中級編と上級編もあります。