『イラスト図解 よくわかる気象学』(中島俊夫著)を使って気象予報士試験対策をしています。
今回は、積雲(せきうん)と積乱雲(せきらんうん)について勉強しました。
積雲の特徴
積雲(せきうん)は、俗に「綿雲(わたぐも)」と呼ばれます。
晴れた夏の日によく見られる雲で、雲底は比較的平らで、上へと成長していきます。
時には雄大積雲(ゆうだいせきうん)に成長し、さらに積乱雲(せきらんうん)へと発達して激しい雨や雷をもたらします。
普段はおっとり優しいけど、怒ったらヤバいやつですね。
(積雲 - Wikipediaより)
ゴロ合わせによる積雲の高度の覚え方
積雲の高度は0.6~6kmかそれ以上です。
そのまま丸暗記してもまず忘れるので、ゴロ合わせを作りました。
積雲おろおろムダよ、それ以上
「おろおろ」で「0.6」、「ムダよ」の「ム」が「6」です。
綿菓子みたいに気弱で、おろおろとうろたえているイメージです。でも上で書いた通り、怒ったらヤバいやつです。
積乱雲はどこまで成長する?
積雲から発達した積乱雲(せきらんうん)は上層雲の高さにまで達します。つまり、雲底は下層にあるものの、雲頂は上層である対流圏の天井にまで達します。
対流圏について知りたい方は過去の記事を参考にしてください↓
以下の図は、左の雲が積雲、右の雲が積乱雲です。
(『図解 気象学入門』(古川武彦、大木勇人著)のP50より)
ちなみに、積乱雲は、夏の象徴である、いわゆる入道雲(にゅうどうぐも)のことです。
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