『イラスト図解 よくわかる気象学』(中島俊夫著)を使って気象予報士試験対策をしています。
今回は気圧傾度について勉強しました。
気圧傾度とは?
気圧傾度(きあつけいど)とは、2地点間の気圧の変化の割合のことです。
もっとラフにいうと、2地点間の気圧の変わり具合です。
気圧傾度の式とゴロ合わせ
式で表すと、距離分の気圧差(気圧差/距離)になります。
例えば、自分のいる場所が1000hPaで、恋人のいる場所が1010hPa、その間の距離が5kmだとします。
自分のいる地点(1000hPa)--------5km-------恋人のいる地点(1010hPa)
この場合、気圧差は10hPaで距離が5kmなので、式に当てはめると5分の10で、2という値が出てきます。
つまり、上の例の場合、1kmごとに2hPa気圧が変化するということがわかるのです。
これが気圧傾度、すなわち2地点間の気圧の変わり具合です。
ゴロ合わせによる気圧傾度の式の覚え方
数学や理科が得意な人なら、意味を理解して式を出せると思いますが、暗記向きの人のためにゴロ合わせを作ったので紹介します。
傾く居城で喫茶
「傾(かたむ)く」は「気圧傾度」、「居(きょ)」が「距離」、「喫茶(→お茶を飲むという意味)」が「気圧差」です。
居城の「城(じょう)」は「上」のことで、分母である距離の「上」に気圧差がありますよ、ということです。
自分は、読んだときは覚えたと思ってもわりとすぐに忘れてしまうので、こうして工夫をして記憶しないとダメなタイプです。
余計わかりにくいわ!と思った方もいると思いますが、気に入った方はぜひ活用してください。
気象予報士試験のオンラインスクールの紹介
気象予報士試験に合格されている中島俊夫氏が書かれた『イラスト図解 よくわかる気象学』を使って学習しています。漫画付きで、とてもわかりやすいです。
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