breakfast、lunch、dinner、supperは原則として冠詞がいらない!しかし形容詞が前にあったり、また…
引き続き、『例解 和文英訳教本』 (文法矯正編)を読み進めます。
今日の新発見は、食事の名称には基本的に冠詞が付かないという事実。
これまでプライベートでhave a breakfastとかhave a lunchと言っていましたが、これは間違いでした。
本書では名詞について、可算名詞、不可算名詞ではなく、可像名詞、不可像名詞という言い方をしています。
つまりイメージできるか、できないかで分けています。
breakfastやlunchはイメージが漠然としているので不可像名詞になります。既存の文法用語でいえば、不可算名詞ですね。
I haven't had lunch yet.
まだ昼ご飯食べてないんだ。
しかし、どんなときでも冠詞が付かないかというと、そうではありません。
lunchやbreakfastの前に修飾語がある場合は、冠詞が付きます。
I had a late lunch with my mom.
私は母ちゃんと遅めの昼食を食べた。
さらに、『ロングマン英和辞典』には、もう一つ食事の名称に冠詞が付く場合について書かれています。
また「昼食会」など特別な行事の場合にも冠詞を付ける:We are organizing a lunch for his birthday. 彼の誕生日に昼食会を企画している.
(『ロングマン英和辞典』P979 lunchの項目より)
結局、食事の名称も、形容詞が付いたり、行事の一部になることで具体性が増し、冠詞が付くということでしょう。
例外があると混乱しますが、breakfast、lunch、 dinner、supperといった食事の名称には原則として冠詞が付かないということだけでも覚えておきましょう。
at lunch 昼食中で
go to lunch 昼食を食べに行く
go out for lunch 昼食を食べに出かける