7月の韓国の消費者物価上昇率が6.3%となって、23年8ヶ月ぶりの高さを記録したというニュース。
原油価格下落の影響によって石油類の上げ幅が鈍化したものの、農、畜、水産物の上げ幅が大きくなり前月の上昇率を超えたとのこと。
特に野菜類の上昇率が大きいです。
농·축·수산물은 7.1% 올랐는데 특히 채소류가 25.9% 급등했습니다.
農、畜、水産物は7.1%上がりましたが、特に野菜類が25.9%高騰しました。
これにより外食物価も上がりましたが、さらに、先月の公共料金引き上げの影響もあります。
또 지난달 공공요금 인상 영향으로 전기·가스·수도가 15.7% 상승하며 전월보다 오름폭을 더 키웠습니다.
また、先月の公共料金引き上げの影響で、電気、ガス、水道が15.7%上昇し、先月より上げ幅をさらに大きくしました。
こうした状況に対し、イ・チャンヨン韓国銀行(中央銀行)総裁は、どちらかといえば楽観的。
이창용 한국은행 총재는 어제 국회 업무보고에서 소비자물가 상승세는 앞으로 두세달간 지속된 뒤 조금씩 안정될 것으로 전망했습니다.
イ・チャンヨン韓国銀行総裁は昨日、国会業務報告で、消費者物価上昇の勢いは今後2~3ヵ月持続した後、少しずつ安定する見通しだとしました。
日本でも色んな商品やサービスが値上げされてますね。
値上げはイヤですが、あえて良い面を挙げれば、普段飲む紅茶やコーヒーがよりありがたく感じるようになりましたね。
最近の値上げの嵐の中で、何でも安く手に入るのが当たり前ではないのだと、そんな当たり前のことを気付かされました。
でもよく考えてみれば、たしか昔は紅茶やコーヒーも嗜好品で、社会の上層にいる人間だけの楽しみでしたよね。
収入を増やすのが難しいなら、見方を変えて豊かさを感じてはいかがでしょうか。