『ミーユエ 王朝を照らす月』の第1話の感想~極めて無慈悲な中国古代世界~

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ミーユエ 王朝を照らす月』の第1話を観ました。

秦の昭襄王(しょうじょうおう)の母、ミーユエを主人公とする物語です。ちなみに昭襄王は、秦の始皇帝の曽祖父に当たる人。

ドラマ全体の雰囲気は静謐ですが、第1話から物凄く無慈悲な世界が描かれます。

秦の商鞅(しょうおう)は五马分尸の刑(首と四肢を馬に繋いで身体をバラバラにする刑)にされます。

楚の星占いのおっさんは楚王の不興を買って両目をくり抜かれて辺境に流刑にされます。

楚王の皇后は夫の妾が妊娠したことを知って産婆を恫喝して堕胎させようとします。

ちょっとおかしいんじゃないかと思いますけど、現代の倫理観で見るからでしょうね。今の死刑制度だって、数百年後の世界の人が見たら、相当に野蛮に見えるかもしれません。

このような世界なので今のところ感情移入先に困っていますが、まだ幼い主人公のミーユエは超可愛らしく、必見です。