お天気英語!〜tricky driving conditionsの意味とは?〜

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(イギリス気象庁(Met Office)の公式ツイッターより) 

 帰宅ラッシュ時のお天気ですね。

Heavy #rain will continue across northern England for the evening commute, giving some tricky driving conditions. Take care when travelling

夕方から夜の帰宅ラッシュ時にはイギリス北部全域で大雨が続き、運転時にはやや困難が伴うでしょう。移動の際はご注意を

 (日本語訳は当ブログ)

「大雨」はbig rainとしたいところですが、英語ではheavy rainと言います。ただし、この言い方は天気予報士などが使うやや硬い表現です。会話で「大雨だ」と言いたければ、It's pouringでオーケー。pour(ポアー)は雨などが「降り注ぐ」という意味。

さて問題は、tricky driving condtionsです。trickyは日本語でもトリッキーと言うので、なんとなくイメージは湧きますね。

トリッキーな運転条件・・・

運転席のシュワちゃんから「運転を頼む!」と言われて助手席から手を伸ばしてハンドルを操作しなければならない状況でしょうか?

それもtrickyに入ると思われますが、一般的には悪天候による視界不良や道が超狭かったりして運転に慎重さや高い技術が要求されるような状況を示すようです。

そういうのが、tricky driving conditions。

trickyは、意味的には「扱いにくい、難しい、面倒な」となります。

tricky 

トリッキー

扱いにくい、難しい、面倒な

手元の電子辞書に収録されているオックスフォード現代英英辞典では、trickyは次のような説明になっています。

(rather informal)difficult to do or deal with

(オックスフォーフォード現代英英辞典(第8版)より)

condition(コンディション)は「状況、条件」という意味。

condition

コンディション

状況、条件 

上の日本語訳ではgiving〜の部分を「運転時にはやや困難が伴う」と意訳しました。単に「困難」だとやや意味が強すぎ、運転して家に帰るのが怖くなるレベルになってしまいそうなので「やや困難」としておきました。 

今日は2017年7月4日のイギリス北部のお天気でした!