もし世界に4つの電球があったとしたら、その1つを点灯させているのは中国である模様。

スポンサーリンク

ここ数年の中国の躍進には、目を見張るものがありますね。10年以上前からも経済の高成長は続いてますが、ここ数年は、「~において米国を上回る」系のニュースが増えてきた印象です。つい最近まで、韓国(企業)の躍進が何かとよく報じられていましたが、今はすっかり中国の影に隠れてしまいました。

 
中国の強みはやはり、その人口の多さです。約14億人で、日本の人口が約1億2000万人だから、およそ日本の11倍強になる規模です。韓国(5000万人)の約28倍。国際社会では、量がものを言う、という部分が結構あるから、韓国がいくら躍進しても世界の覇権を握る、というのは考えにくいです。ですが、中国が世界の覇権を握るというのは、別に非現実的ということでもないです。実際、世界史上、中国は長らく世界の超大国でした。
 
 
そしてこちらは、中国の電力に関する動画。

動画前半の内容は、アメリカが発表した衛星写真をみると、インドの夜は中国よりも明るいがなんでやねん、というものです。電力設備量はインドの5倍やのに、と。ネット民が関連資料を調べたところ、その画像は修正加工されたものと判明、ということです。 

それはともかくとして、ここでも他に中国に関する数字が、紹介されます。例えば、中国の2017年の総発電量は、6.5兆キロワット。これは、世界の総発電量の4分の1にあたり、アメリカの1.5倍です。これも、アメリカの人口が約3億人で中国の約4分の1であることを考えると、不思議なことでもないですが、改めて「中国の量」にびっくりします。

もし世界に4つの電球があるとしたら、その1つを点灯させているのが中国という・・・もうギョウザ1日何個やんねんと叫びたくもなります。

こういう文脈でよく言われるが、総量では多いが、1人当たりではそうでもない、というものです。それは電力に関しても言えて、中国1人当たりの発電量は、2014年時点では、アメリカの3割にとどまります。

これを知って、「ほなたいしたことないな」と思う人と、「ということはまだまだ発電量が伸びる余地があるんか」と思う人がいるかと思いますが、仮に後者の立場で未来を想像すると、割りに日本にとって複雑な世界になりそうです。