ユンソンニョル大統領の支持率下落が止まらないというニュース。
ギャラップの調査では、支持率は前週より４ポイント落ちた２４％で、就任後最低を記録している状況です。
支持率がこれからも落ち続けるなら、今が最高ですね。
否定評価は、４ポイント上がって６６％。
地域別では、ソウルにおける否定評価は７ポイント上がって７０％、インチョン（仁川）、キョンギ（京畿）では８ポイント急騰して６９％です。
世代別では、３０代の否定評価が８０％を記録。
働き盛りの世代から思いっきり否定されているユンソンニョル大統領です。
では否定評価の理由はいったい何なのでしょうか？
부정평가 이유로는 인사 잘못이 23%로 가장 높았고 경험 부족 무능, 독단 일방적, 소통 미흡 순으로 많았고 논란이 됐던 만 5세 입학 추진이 5%로 새로 추가됐습니다.
否定評価の理由としては、人事の誤りが２３％と最も高く、経験不足の無能、独断一方的、コミュニケーション不足の順で多く、論争になった満５歳入学の推進が５％と、新しく追加されました。
「満５歳入学の推進」というのは何かというと、小学校の入学年齢を満５歳に引き下げるというものですね。発表後、論争の的となりました。
詳しくは以下の記事を参考にしてください。
同調査によれば、政党支持率は、新政権発足後に初めて、「共に民主党」が「国民の力」の支持率を追い抜いたということです。
カンスンギュ大統領室市民社会首席秘書官は、最近のユン大統領の支持率急落の理由をＹＴＮラジオで以下のように分析しています。
국민적 큰 기대에 대통령 비서진이나 내각이 충분히 부응을 해야 되는데 그렇지 못한 측면이 있는 것 같고요.
国民的な大きな期待に大統領秘書陣や内閣が十分に応えないといけないのに、それができてない側面があるんでしょうね。
まー、「人事の誤り」や「独断一方的」などというのは表向きの理由で、実際のところは昨今の物価上昇で国民の不満が溜まっているというのが根本にあるんじゃないかという気もしますけどね。
その時々の社会の状況によって政権運営の難易度って変わるだろうし、支持率だけで歴代大統領の有能無能を単純に比べられないとは思います。
別にユン大統領を支持するわけではないけれど。
