小学校の入学年齢を引き下げる案に対し、反発が起こっているというニュース。
先月の29日に教育部の業務報告が終わった後、イ・ジェミョン大統領室副報道官が次のように述べました。
초중고 12 학년제를 유지하되, 취학연령을 1년 앞당기는 방안을 신속히 강구하시기 바랍니다.]
小中高12学年制を維持しつつ、就学年齢を1年繰り上げる法案を迅速に講じてくださるようお願いたします。
これに対し、対策なしの拙速推進だとして反発が起こりました。そのため、アン・サンフン社会首席秘書官がブリーフィングに直接出て、大統領による教育部に対する速やかな公論化(広く話し合うこと)の指示があったことを明らかにしました。
また大統領報道官室も追加説明で、
「就学年齢を引き下げる前提は、校内での放課後の学童保育だ(취학 연령을 낮추는 전제는 교내 방과 후 돌봄)」
と強調。
就学年齢の引き下げ(および放課後の学童保育)は、児童の安全な成長と父母の負担軽減を実現するための手段の一つだそうです。
いずれ日本でも就学年齢が引き下げられるかもしれませんね。
先進国になれば、社会から要求される知識、スキルが高度になり、それだけ教育の重要性も増しますし。
最近はやれ英語だのやれプログラミングだのやれ読解力だのと多くの人が騒いでいます。
このまま就学年齢がどんどん下がっていき、挙句の果てには妊婦が学校に集まってお腹の子供に英語の朗読や歴史の講義を聞かせることが義務化される日がくるのかもしれません。