『イラスト図解 よくわかる気象学』(中島俊夫著)を使って気象予報士試験の準備をしています。
今回は、10種雲形について勉強しました。雲の分類に関することですが、一気に覚えるのは大変なので、パートごとに覚えます。
10種雲形では、上層雲、中層雲、下層雲と大きく分かれています。そのうちの上層雲の覚え方について、ゴロ合わせを作ったので紹介します。
上層雲の種類と高度
上層雲には次のようなものがあります。
・巻雲(けんうん)
・巻積雲(けんせきうん)
・巻層雲(けんそううん)
上層雲は、「上層」というだけあって、対流圏の中でも比較的高度の高い場所に発生します。具体的には高度5~13kmのあたりで発生します。
なお、対流圏について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
ゴロ合わせによる上層雲の種類と高度の簡単な覚え方
上層に恋さ、巻積む層
恋さ(5~13km)、巻積む層(巻雲、巻積雲、巻層雲)。
肉体労働として巻(何かは不明。巻寿司でも何でもよいです)を日々頑張って積んでいる社会層の人々が、上層の社会層に憧れ、恋しているというイメージです。
では、それぞれの雲の特徴を見ていきましょう。
巻雲(けんうん)の特徴
巻雲は、空に刷毛(はけ)でさーっと描いたような、軽やかな雲です。
イメージとしては、アニメの『ちびまる子ちゃん』に登場する、お金持ち坊ちゃんの花輪君の、あのあか抜けてスマートな髪のようなイメージです。
俗に「すじ雲」と呼ばれます。
(巻積雲 - Wikipediaより)
巻積雲(けんせきうん)の特徴
巻積雲は、大量の小さい綿菓子が襲来してきたような雲です。
天気の良い、秋の空に広がるあの「うろこ雲」が、まさに巻積雲です。
(巻積雲 - Wikipediaより)
巻層雲(けんそううん)の特徴
巻層雲は、空にベール状に広がる、薄く、淡い雲です。
巻層雲が空に広がっているときは、月や太陽の周りに虹色の輪ができることがあります。
これを暈(かさ)といいます。
巻層雲は、俗に「うす雲」と呼ばれています。
(巻層雲 - Wikipediaより)
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