太陽放射について超わかりやすく簡単に解説(太陽定数の語呂合わせ付き)【気象予報士試験対策】

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イラスト図解 よくわかる気象学』で気象予報士試験の準備中。

今日は、太陽放射について学習しました。

太陽放射とは?

太陽放射とは、太陽の放射エネルギー(電磁波のエネルギー)のことです。日常的な言葉でいえば、太陽光です。

太陽定数とは?

太陽定数とは、大気の上端において太陽光線に垂直な1㎡の面積が1秒当たりに受け取る放射エネルギー量のことで、地球が太陽から受け取る放射エネルギー量を表したものです。

具体的には、

1.37kw/㎡

が太陽定数になります。

語呂合わせは、

日はみなけわしい、ヘーホーメートル 

日はみな(1.37)けわしい(kw)

です。 

受け取る太陽放射エネルギー量は赤道付近が最大?

緯度別に、一年単位でみた場合、太陽放射エネルギーを最も受け取るのは、赤道付近になります。

しかし、一日単位でみると、異なります。

一日単位では冬至の南極と夏至の北極が最大 

一日単位でみた場合、受け取る太陽放射エネルギーが最大となるのは、南半球では冬至の南極で、北半球では夏至の北極です。

地球は地軸を傾けて太陽の周りを回っているので、冬至の南極と夏至の北極はそれぞれ太陽に照らされたままの状態になります。つまり、太陽が沈まない白夜(びゃくや)です。

そのため、受け取る太陽放射エネルギー量が大きくなるのです。

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 (『イラスト図解 よくわかる気象学』P164より)

受け取る太陽放射エネルギー量は、冬至の南極と夏至の北極ではどちらが大きい?

では、冬至の南極と夏至の北極ではどちらが受け取る太陽放射エネルギー量が大きいのかというと、それは冬至の南極になります。

その理由は簡単で、単に一年のうち地球が最も太陽に近づくのが、冬の1月3日であるからです。

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気象予報士試験に合格されている中島俊夫氏が書かれた『イラスト図解 よくわかる気象学』を使って学習しています。漫画付きで、とてもわかりやすいです。

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※講師や講座内容は変更されることもあるかもしれないので、各自で内容を確認の上でお願いします。