接地逆転層を超わかりやすく簡単に解説【気象予報士試験対策】

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イラスト図解 よくわかる気象学』で気象予報士試験の準備中。

今日は、逆転層について学習しました。

逆転層とは? 

地上から高度約11kmまでの対流圏では、普通、高度が上がるほど気温は低下していきます。

対流圏について詳しくは以下の記事を参考にしてください。

yaseteru.hatenablog.com

しかし、時と場合によっては、この対流圏に高度が上がるとともに気温が上昇する層ができます。

この層のことを逆転層といいます。

逆転層には三つの種類がありますが、ここではその一つである接地逆転層について書いていきます。

接地逆転層とは?

地球は、昼間は太陽から熱エネルギーを受け取り暖められます。

地球は太陽から熱エネルギーを受け取る一方で、その放出もしています。これを地球放射といいます。

夜間には、この地球放射によって地表面とその付近の空気が冷却されます。

これを放射冷却といいます。

接地逆転層とは、この放射冷却によって地表付近の空気の温度が下がり、それより上の空気の温度が相対的に高くなってできる逆転層のことをいいます。

気象予報士試験のオンラインスクールの紹介 

気象予報士試験に合格されている中島俊夫氏が書かれた『イラスト図解 よくわかる気象学』を使って学習しています。漫画付きで、とてもわかりやすいです。

【オンスク.JP】 では、この著者による講座をパソコンやスマホで視聴することができます。興味のある方は、試してみてください。

※講師や講座内容は変更されることもあるかもしれないので、各自で内容を確認の上でお願いします。