成層圏の特徴と高度について超わかりやすく簡単に解説【気象予報士試験対策】

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『イラスト図解 よくわかる気象学』を使って気象予報士試験の勉強中。

今日は成層圏の高さとその特徴について学習。

静かな成層圏?

地球の大気は対流圏、成層圏、中間圏・・・と、ミルフィーユ風に層を成しています。成層圏は、対流圏に続く地表から2番目の層です。当初、「層を成して静かに存在している」(P29)と考えられ、そのために成層圏と名付けられました。

しかし現在では、成層圏も意外に「騒がしい」ということが判明しています。詳しくは『イラスト図解 よくわかる気象学』を参考にしてください。

成層圏の高さ

成層圏は、地球の大気中、高度約11kmから50kmのゾーンのことです。

地表から11kmまでは、対流圏でした。対流圏については、以下の記事を参考にしてください。

yaseteru.hatenablog.com

異世界な成層圏の特徴 

対流圏では、高度が上がると気温が下がっていきました。

一方、成層圏はその逆で、高度が上がると気温も上がっていきます。

成層圏は、対流圏と違い、人間の生活空間を脱した別世界なので、「登れば涼しい」という日常感覚は通じないのですね。

成層圏にある有名なあのゾーンは何でしょう?

さて質問ですが、成層圏にあるあの「有名なゾーン」はなんだかわかりますか?

正解は、オゾーン。

(しーん。気温減率急上昇中)

オゾン層ですね。

高度約11kmから50kmまでが成層圏ですが、その間の高度25km付近にオゾン層が存在しています。層の中の層、ミルフィーユ中のミルフィーユなのがオゾン層なんですね。

さてこれらの数字、どうやって覚えるか。困りましたね、ということで語呂合わせを作成しました。

その名も「日本一ほっこりする成層圏とオゾン層の高さの覚え方」です。

日本一ほっこりする成層圏とオゾン層の高さの覚え方

清掃するイイ子は上々、オゾン氏もにっこり

清掃(成層圏)、イイ(11km)、子は(50km)、オゾン氏(オゾン層)もにっこり(25km付近)

「上々」は、ゴロ合わせでは「運気上々」のイメージですが、高度が上がれば上がるほど温度が上昇するという成層圏の特徴を記憶するためのものです。

気象予報士試験のオンラインスクールの紹介 

気象予報士試験に合格されている中島俊夫氏が書かれた『イラスト図解 よくわかる気象学』を使って学習しています。漫画付きで、とてもわかりやすいです。

【オンスク.JP】 では、この著者による講座をパソコンやスマホで視聴することができます。興味のある方は、試してみてください。

※講師や講座内容は変更されることもあるかもしれないので、各自で内容を確認の上でお願いします。