大阪城を中国人に紹介する。

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中国の友人と大阪城に行って来ました。

痛感したのは、日本の歴史を外国人に外国語で説明することの難しさですね。

いや、自分が理解していることに関しては、説明すること自体はそれほど難しくはありません。

しかし、外国人が楽しんで、あるいは興味を持って聞けるように説明するのはかなり大変です。

今回はまだ大阪城でよかった方です。

大阪城といえば、豊臣秀吉。

豊富秀吉といえば、当時中国大陸にあった明(みん)という王朝を征服して、天皇を北京に移そうと試み、失敗した人物です(いわゆる朝鮮出兵)。

中国大陸にからむエピソードであれば、中国の方も割と興味を持って聞いてくれます。

豊臣秀吉は日本人にとっては、天下統一を果たしたスゲーやつ、という認識が一般的です。

また、本能寺の変で彼の主人であった織田信長が明智光秀により自害に追いやられ、その敵討ちを果たした人物ということも広く知られています。

が、こういうのは結局、日本の内輪話。

特に日本の歴史に興味がある外国人でないと、さほど興味を持たれないだろうと思います。

外国人に自国の歴史を紹介するコツは以下。

・できる限り相手国にからむエピソードを紹介する。

・ややこしい話はしない。上記のような「明を征服しようとした」というようなわかりやすい紹介をする。

・「日本の〜は、中国の〜に相当するような人物ですね」という紹介をする。

三つ目のポイントは、相手の国の歴史も熟知している必要があるので、やや難易度は高め。

ですが、こういう説明をすれば一気に親近感を抱いてくれるはずです。