熱っぽかったので、くたばっていました。
高熱というほどのものでもないので、頭では単語覚えて、語呂合わせ作ってブログ更新したいなーと思っていたのですが、やはりそれはしんどかったです。
んなもんで、ベッドで『古事記』読んでいました。
今日の語呂合わせの後、紹介しましょう〜
・plunder(プランダー)・・・「略奪する」
プランダーを略奪する。(→プランターを略奪する)
・stunt(スタント)・・・「(成長など)妨げる」
スタントマンの邪魔をする。
・berate(ビレイト)・・・「(がみがみ)しかる」
ビレイトをがみがみしかる。(→be late(遅刻)をがみがみしかる)
・waver(ウェイバー)・・・「心が揺らぐ、動揺する」
マックス・ウェイバーの心が揺らぐ。(→マックス・ウェーバー(ドイツの思想家)の心が揺らぐ)
・boon(ブーン)・・・「恩恵」
ブーンと恩恵やってくる。
・detour(ディートゥア)・・・「回り道」
回り道して道にディートゥア。(→回り道して道に出た)
・libel(ライベル)・・・「名誉毀損、中傷」
ライベルを中傷する。(→ライバルを中傷する)
『古事記』は、日本最古の歴史書で、一見とっつきにくそうに思えますが、実際とっつきにくいです、はい。
その原因の一つは、登場する神様がめちゃくちゃ多いことです。
多いだけならまだよいですが、名前が、天御虚空豊秋津根別 (あめのみそらとよあきづねわけ)みたいにすげー長い。古事記の神様で1クラス作って、朝の点呼してたら結構大変だと思います。
ただ、本書は読み進めるにあたり覚えておくべき神様については太字にしてくれています。読者が挫折しないための配慮です。
物語は、想像以上に生き生きとしています。有名なイザナキ(伊耶那岐、男神)とイザナミ(伊耶那美、女神)は夫婦ですが、イザナミは自分の子供を産む時に火傷を負って亡くなってしまいます。すると夫のイザナキは、
「愛しい我が妻の命を、子一人の命とかえることになるとは思いもしなかった」とお嘆きになり、伊耶那美神の枕元に腹ばいになり、また足元に腹ばいになって、涙を流して泣いておいでになりました。
(本書P37より)
という風な具合なのです。
そして、
するとその涙から、香山(かぐやま)の畝尾(うねお)の木本(このもと)(奈良県橿原市木之本町)に鎮座する泣沢女神(なきさわめのかみ)(泉の女神)が成りました(現在、木之本町に泣沢神社がある)。
(同じくP37より)
こんな風にして、現代に繋がっています。
病床であることも忘れて、おお〜、とうなりながら読みふけってしまったのでした。
英検1級単語、まだまだ続きま〜す。