今日は、韓国語教材のおすすめの最初の3冊を紹介!
韓国語はすでにわかりやすい市販教材が多くあるので、今からでもすぐに始められます。
語学学習は、早く始めるほど上達できますし、また、落ち着いた勉強時間が必要なので、時間のある時期に始めておくのがベストです。
思い立ったら、すぐに始めましょう!
知識ゼロから基礎の完成が3冊で済みます。
韓国語の難易度
韓国語は、簡単というネット上の記述とは違い、習い始めはそれなりに骨が折れます。
でも、文法の基礎を習得し、あとは語彙力をアップさせてできるだけ韓国語に触れるのみ、という段階になると、途端に楽になります。
なぜなら、英語と違い、語順が日本語とほぼ同じということもありますが、単語の暗記が英語よりずっと楽だからです。
どういうことかと言うと、本当にたくさんの単語が、日本語の漢字言葉をそのままハングルにするだけで済むのです。
例えば、日本語の「温度」、「湿度」という言葉がありますが、韓国語の「温度」、「湿度」という意味の単語も、この漢字に対応したハングルに置き換えるだけでOK。
だから、こんなこともあります。
「速度」って韓国語でどう言うんだろう、と疑問に思った時に、「どうせこの漢字をそのままハングルに置き換えたらいいだけなんじゃないの」と考え、調べてみるとその通りだったり。
日本人には本当に学びやすい言語だと思います。
韓国語を学ぶメリット
K-POPや韓国語ドラマの言葉が直接理解できるのは嬉しい
やっぱり韓国コンテンツを生のまま理解できるのは、嬉しいし、楽しいです。字幕や吹き替えと生の韓国語とでは、造花と本物の花くらい違います。
意外にできる人が少ないので、ちょっと優越感に浸れる
これだけ韓国のドラマや音楽に人気があっても、実際に韓国語をそれなりに理解している人は意外に少ないです。
なので、ちょっとハングルを読めたりすると「おおっ」みたいな反応が返って来て、けっこう得意になれます(単にひかれているだけの可能性もあります)
暗号として使える
ハングルは、日本人には意味不明なので、暗号として活用できます。
例えば、家族にハングルを読める人がいないなら、恋い慕っている人への熱い思いをノートにハングルで書き連ねることができます(家族には暗号なので机の上にノートを開いて置いておいても問題なし)。
また、韓国語人材のいない会社でムカつく上司の悪口を手元用紙に書き連ねることもできます(冗談です)。
暗号としての用途は広いです。
北朝鮮のアナウンサーのモノマネが本格的になる
北朝鮮のアナウンサーのモノマネは、うまくやれば絶対ウケます。
韓国語ができれば、うまくやれる可能性は高いです。
韓国人との距離がぐっと近づく
街などで韓国の方に話しかけられ、こちらが韓国語のできる日本人だとわかると、大変喜ばれます。
日本語のできる韓国人は多くても、韓国語のできる日本人はまだまだ少ないからですね。
さらに、日本のことを韓国語でぽつぽつ紹介してあげれば、もう「知り合い」です。
モチベーションアップの機会が豊富
ドイツ語やフランス語だと、日本で生活していると、ドイツ人やフランス人を見かけることも少ないので、モチベーションが低下しがちです。
でも、韓国語の場合、東京や大阪、京都といった大都市、観光地であれば、韓国からの観光客や留学生がそこかしこに歩いているので、勉強のモチベーションアップにつながります(逆にやる気失せる場合もあります)
そういう意味で、日本人に最も身近な言語の一つとも言えますね。
韓国語トリビアが話のネタになる
韓国語に関するトリビアは、ネタとしてウケます。
例えば、「ニダ」がどういう意味だとか、「ビビンバ」がどういう意味だとか、「チゲ」がどういう意味だとか・・・日本人にお馴染みの言葉の本来の意味を教えてあげたりすると、けっこう面白がられます。
他にも、日本語と発音が似た韓国語を紹介してあげたり。
例えば、「三角関係」という意味の삼각관계(サムガククァンゲ)だとか、「水族館」という意味の수족관(スジョククァン)だとかですね。
知識ゼロからの最初の韓国語教材おすすめ3冊!
1.『1時間でハングルが読めるようになる本』
1時間でハングルが読めるようになる本 (ヒチョル式超速ハングル覚え方講義)
- 作者: チョ・ヒチョル
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2011/08/23
- メディア: 単行本
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まずこの本で、ハングルの読み方を覚えます。
上に書いた삼각관계、수족관みたいな記号は、日本語の「あ、い、う、え、お」のように、一度覚えてしまえば、それでおしまいです。
決まった数を覚えたら、あとはどんな文章でも読み方、音だけはわかるようになります。
そして読み方を覚えるのは、日本語の五十音図と同じように、それなりに大変です。
でもこの本は、丸暗記ではなく、イメージを使って覚えていくので、かなり楽に覚えることができます。
平安遷都の年は、794年(鳴くよウグイス平安京)で有名ですが、こういう語呂合わせのような「工夫」があると記憶が楽です。
それと同じで、この本による「工夫」があるのとないのとでは、ハングル習得の負担もスピードも、だいぶ変わります。
ぜひ、本書で暗記の時間を節約してください。
2.『ゼロからしっかり学べる!韓国語 文法トレーニング』
知識ゼロから始められる、韓国語の入門書。
いくら文法嫌いでも、この程度の文法知識は知っておいた方がいいです。
文法知識があるのとないのとでは、その後の上達効率がエレベーターと階段くらい違ってきます。ちなみに外国語学習は、無限階建てです。
本書は、それほど分厚くないですが、会話や読解に必要な最低限の文法が詰まっています。
日常的なことを相手に伝えるくらいであれば、これくらいの文法知識で十分間に合うので、ぜひマスターしてください。
文法の基礎ができると、韓国語の勉強がだいぶ楽しくなってきますよ。
3.『韓国語発音クリニック《CD付》』
外国語を使うなら、やつぱり発音はうまい方がいいですよね。
ネイティブっぽい発音がいいなら、習い始めに変な癖がつかないように、発音の訓練は早めにしておくのがおすすめ。
本書は、お医者さん(先生)と患者(学習者)の対話形式になっていて、初心者でも読みやすい、発音教材です。
発音があいまいで、滑舌のわるい外国人の日本語を聞くと、いけないとは思いつつもちょっとイラっとしたりしますよね。
それと同じで、発音がわるいと、韓国の方の印象もあまりよくないと思います。 なので、礼儀の一種として、発音の訓練はしておいた方がよいです。
以上の3冊で韓国語の基礎はばっちりです。
あとは単語帳を使って語彙を増やし、細かい文法をゆっくり補っていけば、どんどん聞き取れるようになり、読めるようになっていきます。
韓国語はこの基礎の段階を超えれば、だいぶ楽になっていくので、ぜひ頑張ってくださいね。
ではでは!