オーストラリアの方がアップした「How did I learn Korean?」(どのようにして韓国語を学んだか?)と題する動画を見ました。
YouTubeのチャンネル登録者数が1000を超えたので、自己紹介をしたいとのこと。
友人からもらった1枚のCD
彼女が韓国を知るきっかけになったのが、友人からもらった1枚のCDだった。そこには、中国や日本、そして韓国の音楽が入っていた。彼女は、その中の1曲、東方神起(TVXQ)の『Rising Sun』を聴き、衝撃を受ける。「わーお、すごい!」。高校2年生の時のことだ。
親子で韓流を追う日々
K-popに魅了されたのは、彼女だけではなかった。ある日、彼女はネットで買った彼らのCDを母と車の中で聴いていた。母は、「ねえ、これ誰?」と尋ねた。
母はもっと聴きたがり、こうして親子2人で東方神起にハマっていった。毎朝、彼女が学校に行く前には、2人で彼らのコンサートDVDを観た。高校3年生の時には、彼女は学校で韓国語のリーディングを学んだ。会話はできなかったが、アクセントなどは覚えた。
高校の卒業記念に韓国へ
オーストラリアでは、高校の卒業シーズンには、ゴールドコースト(オーストラリア東部の沿岸都市)でフェスティバルが行われ、全国の卒業生が参加する。しかし、彼女はこうした催しがあまり好きではなかった。すると、母は彼女に言った。
「ねえ、韓国に行くのはどう?」
東方神起のコンサートがあるらしかった。2人はゴールドコーストのフェスティバルの代わりに、彼らのコンサートを観に行くことにした。
オーストラリアとは違い、韓国の1月は非常に寒かった。氷点下12度の寒さの中、2人はチケットを買うため、8時間ものあいだ列に並んだ。寒くて動けなかった。
ますます大好きになった韓国
2人は何とかチケットを手に入れ、コンサートも無事に観ることができた。韓国にいる間、他のいろいろな場所を巡った。色々なものを食べ、オーストラリアとはまったく文化の異なる韓国が好きになった。特に、韓国のベーカリーには恋に落ちた・・・「ああ、Paris Baguette!(パリ バケット)」。←韓国で有名なパン屋さん。
その後・・・
オーストラリアに帰国後、彼女は大学で韓国語を本格的に学びます。その間、交換留学生として一時韓国にも渡り、現地でハードな勉強をこなした、と。また、大学生の間に、日本語もかなり本格的に学んだようです。
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面白いと思ったのは、彼女のこのような進路も、すべて友人からもらった1枚のCDから始まっているのだということ。そして自分の「好き」という気持ちに従って、行動を起こしていった結果、普通のオーストラリアの若者とは(たぶん)全然違うキャリアになっていったことですね。面白そうな人生です。
今日はオーストラリアの韓流女子の紹介でした!
韓国語をしゃべれるようになりたいなら、まずはハングルの読み方(日本語でいう「あいうえお」)と発音から始めると良いですよ。
読み方と、
発音。
この二つなしには韓国語は始まりません。