今日、アメリカのニュース動画で見かけた表現を紹介。
簡単な表現ですが、日本で売られている教材ではあまり見かけません。
どんな表現かと言うと、be down on〜。
これで、「(人)を嫌っている、(人)に恨みを抱く」。
be down on〜の意味は?
be down on〜
〜を嫌っている、〜に恨みを抱く
have a down on〜でも同じ意味になります。
「どうしてそんなに彼を嫌っているの?」を英語でどう言う?
Why are you so down on him?
どうしてそんなに彼を嫌っているの?
「どうしてそんなに彼女につらくあたるの?」を英語でどう言う?
Why are you so down on her?
どうしてそんなに彼女につらくあたるの?
『ロングマン英和辞典』のbe down onの項目を見ると「<・・・>につらくあたる」という訳語も掲載されていました。
ちなみに、「つらくあたる」という意味ではbe hard on〜という言い方もあるようです。
さて、このbe down on〜という表現、どこで見かけたかと言うと、Fox businessというYouYubeチャンネルです。
発言は3:40〜で、キャスターの男性が世界的な投資家のジム・ロジャーズに対して「どうしてトランプ氏をそんなに嫌っているの?」と問い詰めています。
それに対してジム・ロジャーズはI'm not down on Mr.Trumpと返しています。
ジム・ロジャーズは中国の将来性を高く買っていて、現在は家族でシンガポールに住み、娘には中国語を学ばせているそうですよ。
ちなみに、先にリンクを貼った『ロングマン英和辞典』は良い辞書です。今のところ絶版状態で、中古品しかありませんが。
例文が口語的かつ実用的で、アメリカドラマからセリフを集めたかのような辞書。