韓国語の動画(YouTube)を見ました。
テーマは、餃子の形の由来。
日本で食べる餃子の多くは、ひだがついた独特の形をしていますが、あれはどのようにして出来上がったのでしょうか。
動画によれば、古代中国の医師であった張仲景(ちょうちゅうけい)という人が作ったのがはじめだそう。
彼は弟子たちとともに、飢え、寒さで耳に凍傷を負って苦しむ故郷の人々のために、城の近くで薬剤の入った釜で耳の形をした餃子を炊き、人々に与えました。
それによって人々は凍傷から救われたそうです。
タイトルの単語は一見統一性が感じられませんが、こういう背景がありました(笑)
動画で登場した単語です。
귀(クィ) 耳
모양(モヤン) 形
만든(マンドゥ) 餃子
굶주림(クルムジュリム) 飢え
추위(チュィ) 寒さ
クィっと耳をひねる、モヤンとした形、寒さにチュィ(注意)、みたいなイメージで覚えるとよいと思います。くだらないと思った方はどうかスルーしてください!
動画ではこのような張仲景らの行いを、의료봉사활동(医療奉仕活動)と形容していますが、今で言えば、ホームレスの方々への炊き出しに近いものがありますね。
こういう背景を知った上で餃子を食べると、身も心も、より温まりそうです。
ではでは!