魚に関する中国語の動画を見ました。
魚には水銀やヒ素が蓄積されているので気を付けた方が良いというお話。今の中国は工業国になり、環境汚染も深刻化しているからか、こういう警鐘番組が多い印象。
水銀やヒ素を体に溜め込んだ微生物を魚が食べることにより、魚にも水銀やヒ素が蓄積されている。特に、魚の皮下脂肪や脳の部分に多く蓄積が見られるので、こうした部位はなるべく食べないのが賢明だ、と。これらの有害物質を摂取し過ぎると最悪、言語障がいや運動障がいに見舞われるという・・・
中国に留学してた時、漬物っぽい酸味が効いて唐辛子のピリリとした辛さのあるスープで魚を煮込んだ料理があって、美味しくて何度も食べに行きました。中国にも魚料理が多くあるのですが、中国で綺麗な川や海を見たことがなくて、食べる時にそのことが時々気になりました。でも美味しいのでいいや、と。白身魚をもやしのたっぷり入ったチゲスープ(そのスープは白濁色でしたが)で煮込んだ感じを想像してみてください。別にですか?(笑)
それはともかくとして、「水銀」と「ヒ素」の中国語を学びました。公害用語なくして今の中国は語れませんから、覚えておくと役に立つと思います。
「水銀」は中国語で、
汞(gǒng) 水銀
「ヒ素」は中国語で、
砒 霜(pīshuāng) ヒ素
ヒ素って日本語でも「砒素」と書くみたいです。
含 有 大 量 的 汞 .
hányǒu dàliàng de gǒng
多くの水銀が含まれています。
ちなみに、「メチル水銀」は、
甲 基 汞(jiǎjīgǒng) メチル水銀
です。この語も、動画に登場していました。
こんなことを書いた後にあれですが、先ほどの料理名を思い出しました。酸 菜 鱼(
suāncàiyú)というものです。
四川料理。ソウギョ(草魚)と呼ばれる中国原産コイ科の淡水魚が使われます。この魚は日本では要注意外来種に指定されているのだとか。ものによると思いますが、やや泥臭いところがあって、コイ科と聞いて納得です。それでも、本当に美味しかった。また食べたい。中国に行かれた際はぜひ食べてみてください。
また、ヒ素とか水銀の話とは分けて語りたいですね(笑)
それでは!