一度、英文法をきっちり学び直さねばと思っていました。
大学受験の時に勉強しましたが、いまだにあやふやな部分も多いです。というわけで、今徐々に英文法の学び直しを始めています。といっても、文法書を読むだけでは、そのまま左から右に知識が抜けていくので、英作文用の教材で勉強しています。やはり、自分で英語をアウトプットしながら、文法も学ぶというスタイルを採ると、記憶にも残りやすいです。
例解 和文英訳教本 (文法矯正編) --英文表現力を豊かにする
- 作者: 小倉弘,クリストファバーナード,Christopher Barnard
- 出版社/メーカー: プレイス
- 発売日: 2010/07
- メディア: 単行本
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このテキストを買いました。かゆいところに手が届く。読んでいて面白い。
1ページ目から始めると、いかにも「お勉強」という感じでしんどいので、気になった項目をつまみ食いしています。今日は、theの使い方。
いまだに、theとaの使い分けに迷うんですよね。theというのは特定の事物を示すから、一度出てきたもの、読み手聞き手がすでに了解しているものに付ける、というのは知っていました。でも、実際、英文を読んだり、聞いたりしていると、初めて登場する名詞にすでにtheが付いていたり、文法で習ったこととちがうじゃん、と思う場面が多いんです。どういう基準でtheになったりaになっているんだろうと、ずっと疑問でした。
「初登場でもthe?」という項目を読んでみる。
こういうことらしい。
初登場だからといっていつもaを付ける必要はなく、どのことを言っているのか「状況でわかる」ならいきなりtheでいってもいい、と。
例えば、同居人から唐突にこう言われたとする。
Put the milk in the refrigerator. ミルクを冷蔵庫にしまいなさい。
これは初っ端から、milkにtheが付いているし、refrigeratorにもtheが付いている。なぜかというと、当事者二人の間では、どのミルクのことを言っているのかは自明なはずだし、冷蔵庫もその家にある冷蔵庫に決まっているからです。だから初めっからいきなりthe。
電車に乗って友達に会いに行ったとする。そして、会った初っ端に
The train was really crowded! 電車めっちゃ混んでたよ!
と言う。これも初めからtrainにtheが付いていますが、問題はなし。なぜなら、相手には「自分に会いにくるために乗った電車」ということが状況でわかるからです。どのtrainのことを言っているのか、すぐに「特定」できる。だから最初からtheでいけるんですね。
状況でわかるならいきなりthe・・・てか考えてみれば当たり前のことだな。