日本語の海外での人気ぶりが一目でわかる!YouTube外国語学習動画の言語別チャンネル登録者数ランキング。

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改訂版 英語で日本紹介ハンドブック

改訂版 英語で日本紹介ハンドブック

 

 

 先日、ヤンニーン・ワイゲルというタイとドイツのハーフの歌姫について紹介させていただきました。この記事ですね。

yaseteru.hatenablog.com

 で、すっかりワイゲルさんの歌にハマってしまい、タイ語をちょっとやってみたくなり、何か良い動画がないかYouTubeを見て回っていました。「まあ〜、便利な世の中になったものだわぁ」とかおばさんのごとくぶつぶつ言いながら物色していると、こんな外国語学習動画シリーズを発見。

見てみると、タイ語だけでなく、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、韓国語、ロシア語、アラビア語、そして日本語など、世界の主要な言語はほとんど学習できる模様。

へえー、これは良いものを見つけたと、面白そうな言語をすべてポチポチ・・・チャンネル登録。タイ語のことも忘れていろいろ見て回る。そしたら、びっくり。

日本語のチャンネル登録者がめちゃくちゃ多いではないか!

チャンネル登録者数の上位10言語をわかりやすいようにランキング化してみると、

こんな感じである。

1. 日本語(Japanese) 31万8320人 (2006年8月6日)

2. 英語(English) 17万4314人 (2007年3月1日)

3. 韓国語(Korean) 15万7499人 (2007年10月25日)

4. ドイツ語(German) 11万6820人 (2007年12月18日)

5. フランス語(French) 8万9937人 (2007年12月18日)

6. ロシア語(Russian) 6万8319人 (2007年12月18日)

7. アラビア語(Arabic) 6万8017人 (2007年12月18日)

8. スペイン語(Spanish) 5万6774人 (2007年10月19日)

9. イタリア語(Italian) 4万6447人 (2007年12月18日)

10. 中国語(Chinese) 3万9853人 (2009年5月18日)

 

(2016年2月3日現在。カッコ内はチャンネルが作成された日)

 

 

日本語のチャンネルが最も早い時期に作成されたとはいえ、人気が突出していることがわかる。

韓国語が3位にランキングしているのは、やはりK-popや韓国ドラマの影響でしょうね。そして、日本語が人気な理由も、漫画やアニメといったオタク文化によるところが大きいかと考えられます。

文化創造力、文化発信力が、国のブランドに与える影響って、馬鹿にできない。

ちなみにこれが、日本語の学習チャンネル。

 

こちらが英語。

 

こっちは韓国語。

 

そして中国語。

 どの先生も、すごく感じが良いです。

 

 ところで、日本語のチャンネルが最も早く作成されているのには、何か訳があるはずだと思い、この動画の配信元について少し調べてみました(暇なんです)。

そうして「innovative LANGUAGE.COM」という運営元を発見。詳しくみてみると...

やはり!

欧米系とみられる人と並び、この会社の共同設立者の一人にAki Yoshikawaさんという日本人らしき人物が。なるほど、なるほど。

でももちろん、だからといってこれだけ日本語の登録者が増えたというわけでもないでしょう。やはり日本文化、特にアニメや漫画といった現代日本文化のソフトパワーが世界の日本語学習者を増やしている、と考えるのが自然だと思います。

そして、世界の主要言語の中で1番人気ってことは、たぶん、世界で1番人気のある言語と考えても良いのかも。(何か壮大な勘違いがあったらすいません。もちろんそれはこのチャンネルだけを見た場合ですよ)

でも、これって、すごいことですよね。

世界には数千の言語があるとも言われているのに。

 

さて今後、大国中国の言語、中国語(普通話)の登録者数がどのように増えていくのか、気になるところです(笑)

日本も、この今のソフトパワーを維持するためにも、人の心をつかむコンテンツを創造し続け、世界に発信していかないといけませんね。外国人に見向きもされない国になったら、寂しいと思います。

 

あ、そうそう、タイ語タイ語と・・・