置くだけで部屋がおしゃれになる装丁の美しい洋書『Never Let Me Go』by kazuo ishiguro

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Never Let Me Go

Never Let Me Go

 

 

 さっきアマゾンの本のランキングを見たのですが、イシグロカズオの『わたしを離さないで』 が、トップになっていました。この本は定期的にアマゾンランキングの上位に上がってくる印象があります。世界的にもけっこう有名な本ですし、有名なブロガーさんによって紹介されるたびにランキングが上昇しているものと思われます。  

 そして実は、僕が最も好きな小説の一つでもあります。イギリスの片田舎に降る小雨のような美しい世界観が広がっていて(あくまでイメージです)、何度もその世界に帰りたくなるような、そんな物語です。でもここでは、内容については触れません。内容についてはネット上にたくさん書かれています。

 実は、僕がこの小説が好きな理由はもう一つあって、洋書版の装丁がとても美しいからなのです。日本語訳の方も持っているのですが、はじめに買ったのが洋書版でした。英語の勉強になるやさしめの洋書はないかな、と本屋で物色していたら、その装丁の美しさに目が留まりました。いわゆるジャケ買いです。著者のことも、この小説のことも全然知りませんでした。

 読んでみると、英語ゆえに理解できない部分も多くあったものの、内容も装丁と同じように、美しいものでした。そして読後、あらためて装丁を眺めてみると、内容と装丁がぴったりだなあ、と感心しました。これくらい中身と装丁が調和している小説ってなかなかないです。以来、折に触れては、表紙を眺めて楽しんでいます。この小説については同じように感じている人はけっこういるような気がするのですが、どうでしょうか。

 

 実は映画化もされています。雰囲気だけでも伝わるかも?

 

写真撮ってみた。うん、やっぱり良い。 

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  ひえ〜、英語だらけ。でも洋書の中では英語はかなりやさしめ。

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それでは!