こんばんは〜。
みなさん、チャーハンはお好きですか。
僕は好きです。たいした具材が入っているわけでもないのに、うまいおかずと一緒にごはんを食っているかのような満足感の得られる手軽さがいいですよね。今日も一発チャーハン食いてえ、みたいな。ラーメン屋に行ってチャーハンは置いていませんなんて言われると、トンカツと思って食べたら魚のフライやった、みたいながっかり感に襲われます。
というわけで、今日はハイクオリティーなチャーハンの調理動画を3つ紹介しようと思います。何度観てもほれぼれしますねえ。
おもろないけど誠実な、教科書的チャーハン動画
まずは一つ目 。
チャーハン動画を野良ネコのようにあさっていた頃、何度も観た動画です。シンプルで、手際よく、これ以上削りようのないくらい、簡潔です。源泉徴収やらデリバティブやら会社法347条やら、ややこしいものがなくなって、世の中もこれくらいシンプルになったらいいのに、とつい思ってしまいます。
ただその簡潔さが逆に欠点にもなっていて、「おもろない」と思う人も多いのではないでしょうか。本当に学校の数学の教科書のように必要最小限のことしか解説されていないですから。
「塩こしょう、しょーしょー」
「味をつけたらすぐにハムを」
「はい、ここで、味をみまーす」
「はい、おっけーならできあがりでーす」
・・・と、淡々と進んでいきます。
「はい、手、つなぎーます」
「はい、かるく抱きまーす」
「キスしまーす」
みたいな彼氏がいたらちょっと味気ないですよね。
でもまあこれは調理動画なので、ロマンチックな恋人のような解説を求めるというのはナンセンスというものでしょ!この飾り気のなさがこの動画の良さです。
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チョイわるな雰囲気だけど、おもろいチャーハン動画
あたしは、少々不誠実でも、おもろいのが好きなのよ!おもろいのが!
という方。そんなあなたにぴったりなチャーハン動画です。一つ目のものが、学校の教科書だとすれば、こちらはちょっとウケを狙ったところのある市販テキストといったところでしょうか。調理の途中で、
「まじでだりぃぜ」
とか
「たくこの眼鏡のせいで全然見えねえぜ」
みたいな文句や愚痴がちょいちょい入りますw
でも、このチョイわるな感じの兄さんと二胡の美しいBGMのアンバランスさが独自の味わいを出しています。中身には自信があるから、体裁にはこだわらない裏路地の老舗食堂みたいな感じですね。
「お前なんかキライだぜ」とか言いながら優しく抱いてくるような彼氏がツボな女子にはたまらんでしょう。
ちなみに僕は、「抱いていいですか。 はい・いいえ」みたな用紙で回答してもらってから手を伸ばすタイプです。
・おもろくもない、誠実とはちょっと違う、気取り系チャーハン動画
チャーハンの本場、中国から。
あたしは、おもろくも誠実でもなくていいから、とにかくイケてる男がタイプなのよ!という方向け。
めちゃくちゃキリリとしたイケイケの男性がチャーハンの調理過程を披露しています。服にソースの一滴でも飛ばせば、怒り狂ってきそうな雰囲気の方です。
肝心のチャーハンですが、確かに美しく洗練されてはいるけど、一般的なチャーハンのイメージとは少し違う感じですね。チャーハン好きの人たちにとっては、意見の分かれるものではないでしょうか。
それにしても、チャーハンを作るのにここまできざな感じになれるとはw「神の調理人を前に聴衆がひれふす」みたいな番組設定がされているのかもしれませんが、日本人から見るとややオーバーで、逆に滑稽に見えてしまうかもしれません。
気取りポイントをいくつか挙げておきます。
・冒頭0:18〜(スーツを脱ぐ)
「脱ぐとみせかけて、着る」みたいなパフォーマンスだったらウケるのですが、脱ぐんですね。
・4:12〜(チャーハンを皿に盛る)
うちの母と全然盛り方が違う。
・5:07〜(おばちゃんの質問に答える)
「劉先生、一つお伺いしたいのですが、この卵チャーハンは、強火ですか、弱火ですか」という簡単な質問にも、先生は、キレキレに答えます。
「強火、弱火については、その時のチャーハンの状況によりますね。時には強火、時には弱火です。もしお米のはじけ具合が悪くなり始めたと思ったら、その時は火をやや強めにする必要がありますね」
でも、言っていることはすごくまとも。さすがプロ?です。
というわけで、美しすぎるチャーハン調理動画3つ出そろいました!みなさんのタイプはどれでしょうか〜
またチャーハン関連記事を投稿しますね!なにしろチャーハンが好きなのでw
それでは!
チャーハンは鍋でも味が変わるらしい。
これ入れるだけで、「家のチャーハン」じゃなくなる。
ほとんどのお店は、植物性油ではなくラードを使う。