読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

中学校の定期試験の英語成績が30点台から80点台へ飛躍的に上がったお話。

スポンサーリンク

 わたくし、今でこそ英語学習について偉そうに語っておりますが、中学校の時は、英語が大の苦手でした。というより、勉強自体が全然できなくて、基本的にどの科目もできなかったのですが。その中でも特にできなかったということです。

 中学3年生の時点で、be動詞とか、to不定詞とか、三単元のs、みたいな文法用語を耳にすると思考が停止するくらいダメでした。IT用語に翻弄されるおばあちゃんのような状態ですね。「要するにそのto不定詞とやらは、どういう風に役立っていて、私たちにどんな幸せを与えてくれるわけ?」と、机をポンポン叩いてしまうレベル。定期テストの点数は、安定の30点台。

  しかし、あることがきっかけで、そんな悲惨な成績にも驚くべき変化が訪れました。

 変化には、往々にしてきっかけというものがあるようで、僕の場合は、そんな悲惨な成績を見かねた父による家庭教師の導入でした。

なんだ、家庭教師の導入で成績が上がるなんてことはよくあることで、特別なことでも何でもないじゃないか、と思われるかもしれません。しかし重要なのは、その家庭教師の教え方ではなく、「たったひとつのシンプルな学習法」で成績が上がったという点にあります。

 その家庭教師は、定期試験の前に、試験範囲になっている教科書のページに載っている英文をすべて暗唱してくることを課題として出しました。中学生にとって「先生」というのは、ある意味で権力者みたいなものですから、いくら勉強が嫌いでも、覚えてこないわけにはいきません。だから、やけになりながらも覚えました。試験範囲の最初のページの最初の行から、最後のページの最後の行まで。

そして、試験の直前には、チェックとして、家庭教師の前で何も見ずに、 英文を諳んじ(そらんじ)ました。仏壇の前で行えば、敬虔な信徒にでも見えたかもしれません。

 

結果、どうなったか。

 

それまでの30点台から・・・

 →一気に80点超えへ。

 

僕がしたことは、家庭教師に言われた通り、試験範囲の教科書のページに載っている英文をただ覚えただけ。あとは、日本語訳だけしっかり確認しておいたくらい。その作業に、「努力」や「根気」は必要であっても、「知力」や「頭脳の明晰さ」みたいなものを不要でした。誰にでもできる。

ただ、誰にでもできるとはいっても、僕にはそれをするための環境が必要でした。何しろ当時の僕は、勉強が嫌いだったので、自らすすんで英文の暗唱をするなんてことはありません。そうするためには、「家庭教師」という権力者というか、強制力が必要でした。やらなければ怒られる、何を言われるかわからない、という強いプレッシャーがあったからこそ、教科書の英文だって暗唱できた。それがなければ、今でもbe動詞の意味さえ理解していなかった思います。

 後日談のようなものになりますが、当時の体験がきっかけで、僕は英語が好きになり、その後も、しかも今度は自らすすんで、英語の勉強をするようになり、大学生の時に受けたTOEICという英語の試験では、990点満点中825点を取ることができました。とても嬉しかったです。

きっかけさえあれば、人はどんなにうとましく思っているものとも仲良くなれる、そう、学びました。

 

以上で「中学校の定期試験の英語成績が30点台から80点台へ飛躍的に上がったお話」はおしまいになります。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。