英語

英語の句動詞の語順にはルールがある!代名詞は後ろには置けない?~「彼は電車でおばあさんに席を譲った」~

引き続き、『例解 和文英訳教本』 (文法矯正編)を読み進めます。 今日は英訳課題5題分を読了しました。 いくつも新発見があったので、そのうちの1つを紹介します。 それは、turn off、pick off、carry out、call offなどの句動詞についてです。 例えば、tu…

「車を運転する」は英語でdrive a carではない?【+hardlyの意味と使い方、そして注意事項】

『例解 和文英訳教本』 (文法矯正編)を読んでいます。 今日はちょっと前に戻って復習。つい最近読んだはずの内容なのにすっかり忘れています。しかも初めて知ったかのように、へえ、と思ってしまう始末。 それは、「車を運転する」の英語表現についてです。 …

英語で「パン」を意味するbreadは不可算名詞です~「パンはいかがですか?」~

引き続き、『例解 和文英訳教本』(文法矯正編)を読み進めます。 英訳課題の5題分を読了しました。 目から鱗だったのは、 There are books on the desk. という英文はおかしいという説明(P206)。 無冠詞複数形は、〈総称〉を意味します。だから、このb…

「パスポートを持っていなかった」を英語で言うと?~「(携帯して)持っている」という意味のhave~on[with]~

引き続き、『例解 和文英訳教本』 (文法矯正編)を読み進めます。 今日も一気に英訳課題を5題分進めました。 いずれも冠詞の章にあるものです。 今日得た新たな知識は、ちょっとニッチというか、上級者向けかもしれません。 それは、主語が複数形であるにも…

英語の同格で使われる名詞には冠詞のtheが付くことが多い、という学校であまり教わらない準英文法。

引き続き、『例解 和文英訳教本』 (文法矯正編)を読み進めます。 今まで結構英文法を知っていると勝手に思い込んでいました。が、読んで見ると初めて知ることばかりです。 例えば今回新たに知った事実は、同格で使われる名詞はtheが付くことが多いというもの…

breakfast、lunch、dinner、supperは原則として冠詞がいらない!しかし形容詞が前にあったり、また…

引き続き、『例解 和文英訳教本』 (文法矯正編)を読み進めます。 今日の新発見は、食事の名称には基本的に冠詞が付かないという事実。 これまでプライベートでhave a breakfastとかhave a lunchと言っていましたが、これは間違いでした。 本書では名詞につい…

恋愛結婚の「結婚する予定だ」は英語でare to be marriedとは言わない?義務、予定、運命等を表すbe to不定詞の意味合いを例文とともに紹介!

引き続き、『例解 和文英訳教本』 (文法矯正編)を読み進めます。 英訳課題5題分を読了しました。 今回の新発見は、義務、予定、運命、可能、意図を意味する「be to不定詞」に関することです。 be to不定詞に〈予定〉の意味があると覚えていると、変なときに…

「私の(オタク)趣味は」の英語My hobby isの後はなぜ動名詞?~動名詞とto不定詞の名詞用法の違い~

引き続き、『例解 和文英訳教本』(文法矯正編)を読み進めます。 英訳課題5題分を読了しました。 目から鱗だったのは、動名詞とto不定詞の名詞用法の違いの説明です。 まとめると、to不定詞は〈これからやること→まだやっていないこと〉を表し、動名詞は〈繰…

「趣味」はhobbyではない?日本語の「趣味は何ですか?」のニュアンスに近い英語の言い方を紹介!

引き続き、『例解 和文英訳教本』 (文法矯正編)を読み進めます。 本日も一気に英訳課題5題分を進めました。 新たに学んだのは「趣味」の英語。 学校では日本語の「趣味」は英語でhobbyと教わります。 が、このhobbyという語は、どちらかといえば日本語でい…

「工事中」は英語でunder constructionではない?~repairとfixの違い~

引き続き、『例解 和文英訳教本』(文法矯正編)を読み進めます。 今日も一気に英訳課題5題分を進めました。 課題文の一つに、「昨日は道路が工事中だったので遠回りをせざるを得なかった。」(P111)というものがありました。 「工事中」といえばunder c…

「もし試験に落ちたらもう一度受験しなければならない」の英語にwillは使わない?~時や条件を表す副詞節では未来のことも現在形で表すのはなぜ?~

引き続き、『例解 和文英訳教本』 (文法矯正編)を読み進めます。 英訳課題5題分を一気に読み進めました。 面白いと思ったのは、「時や条件を表す副詞節内(いわゆるif節、when節)で未来のことを表す場合は現在形を使う」という文法の根拠の説明。 このルー…

「バスは8時に出発します」に英語の未来形は使わない?~繰り返される公の予定と不変の真理の共通点~

引き続き、『例解 和文英訳教本』(文法矯正編)を読み進めます。 一気に英訳課題4題分進めました。 へえと思ったのが、公共交通機関の乗り物の発車時刻や公の行事に関する予定は、現在形で表す、ということ。 すなわち、「のぞみ1号は半永久的に午前6時に…

「そろそろ~してもいい頃だ」の英語は仮定法過去で表す?~It is about time~の語法~

引き続き、『例解 和文英訳教本』 (文法矯正編)を読み進めます。 本日は、英訳課題4題分を進めました。 へえと思ったのが、It is about time~の語法。 It is about timeは、後ろに節(S+V)などが来て、「そろそろ~してもいい頃だ」という意味を表します…

英語で「早起きが苦手/朝が苦手」の意外な言い方~be bad at getting up earlyとは言わない?~

引き続き、『例解 和文英訳教本』 (文法矯正編)を読み進めます。 一気に英訳課題の三題分を進めました。 直接法と仮定法がテーマの部分でへえと思ったのが一つありました。 テーマとは別の豆知識的なものですが、bad[poor] at~に関することです。 bad[poor]…

大過去は使わない?「had+過去分詞」で表す英語の大過去について例文とともに簡単に解説!

引き続き、『例解 和文英訳教本』 (文法矯正編)を読み進めます。 今日読んだのはP50~52で、大過去について解説されています。 意外に思ったのが、大過去は基本的に使わなくてもよいという説明。 大過去とは、過去のある時より前の動作や出来事を表す際…

latelyは現在完了形と使うのが原則、過去形と使う場合はrecently~「最近」を意味する英語の使い分け~

引き続き、『例解 和文英訳教本』(文法矯正編) を読み進めます。 P46~49の「最近」を英語でどう表現するかがテーマの部分を読みました。 一般的に「最近」を意味するとされる英語には、these days, nowadays, recently, latelyなどがあります。 these …

現在進行形と過去進行形は「for ~」などの期間を表す語句とセットでは使えない?

引き続き、『例解 和文英訳教本』(文法矯正編) を読み進めます。 P38~41の継続を表す現在完了形と現在完了進行形の違いがテーマの部分を読みました。 つまり、have doneとhave been doingはどう違うのか、というものですね。 継続を意味する現在完了形…

「春が来た」を英語の過去形か現在完了形で表現する場合に生じる決定的な違い

引き続き、『例解 和文英訳教本』 (文法矯正編)を読み進めます。 P34~37の現在完了(結果)と過去形について書かれた部分を読みました。 この分野についてはマーク・ピーターセン氏の「日本人の英語」シリーズでしっかり理解したので、課題文の英訳も…

英語のalwaysは「いつも」という意味ではない?現在完了形の間に位置するalwaysの日本語訳は…

引き続き、『例解 和文英訳教本 文法矯正編』を読み進めます。 現在完了がテーマのP30~33を読了しました。 英訳の課題文は、「才能があったかどうかわからないけれど、幼い頃から絵を描くのは好きだった。」(P30)です。 面白いと思ったのが、「幼…

英語で「お互いに」を意味するeach otherの前に前置詞が必要なときと不要なときの違いは何か?

引き続き、『例解 和文英訳教本』を読み進めます。 本日は、第1章の4を読了。 ここまで読み進めて気づきましたが、毎回の課題に日本人がはまりやすいトラップが仕掛けられています。良問ですね。 今回の英訳の課題文は、「あの二人の兄弟は、つまらぬこと…

英語で一時的な状態を表す場合は状態動詞でも現在進行形にできる!~「今日はいつになく親切だね」~

引き続き、『例解 和文英訳教本』を読み進めます。 今日は、P21~24を読み、状態動詞の進行形について学びました。 状態動詞とは、その名の通り状態や、心理、無意識の知覚を表す動詞のことです。例えば、以下のような動詞が、状態動詞と呼ばれるもので…

「この夏」を英語でin this summerとするのが間違いである理由

引き続き、『例解 和文英訳教本』を進めます。 今日の英訳の課題文は、「この夏は海外旅行に出かけようと考えています。」(P18)。 解いてみると、主要部分は解答例と照らし合わせてみてもいい感じでしたが、「この夏」に落とし穴がありました。 自分はi…

英語で「花が咲く」は中学生でも知っている動詞で言い表せる?~blossomを使う場合の注意点~

今日から『例解 和文英訳教本』を使って、英語の基本を学び直します。 個人的にへえと思ったことなどメモ的に書いていきます。 今回はP14~17の現在形について解説したところを読みました。 「春になると、わが家の庭にたくさんのバラが咲きます」(P…

these daysは「最近」ではない?その使い方と意味が簡単にわかりやすく解説された『実践 日本人の英語』

本日は、『実践 日本人の英語』の「12 日本語に負けない――「~と思う」「~など」」を読了しました。 その中で、these daysという英語表現について説明している部分があります。 these daysは「最近」という意味で習う、受験英語でお馴染みの表現です。 し…

soは「とても」という意味ではない~veryとの違いを理解して使いすぎに注意しよう~

引き続き、『実践 日本人の英語』を読み進めます。 本日は、P159~174のthenやresultの使い方について説明されている部分を読みました。 その説明のついでにといった感じで、程度を表す副詞としてのsoの使い方にも触れられているのですが、個人的にそ…

andには理由、結果を表す使い方がある?~接続詞soの使いすぎに注意しよう~

引き続き、『実践 日本人の英語』を読み進めます。 本日は、原因、理由を表す接続詞について解説されたP141~158を読了しました。 意外だったのは、英語のandには理由、結果を表す用法があるという事実。 ちょっと英語がしゃべれる程度の人、あるいは…

「最後に、最終的に、結局」は英語でat lastではない?「とうとう、ついに、やっと」との違いに気づこう!

引き続き、『実践 日本人の英語』を読み進めます。 今回は、P121~139を読了。 文中での副詞(almostなど)の配置場所について解説されているのですが、最後に意外な発見があったので紹介。 それはat lastの使い方についてです。 日本語の「最後」と…

英語のonlyとaloneの意味の違いと用法について考えてみた。

引き続き、『実践 日本人の英語』を読み進めます。 今回読んだのはP107~120で、onlyについて解説されています。 その中で、「この計算には,一つの論理配列だけで十分である」(P109)という日本語の英語への訳し方について説明している箇所があ…

wouldとcouldが丁寧表現なのはなぜか?~ありえないことを前提とする仮定法で表せる謙虚さ~

引き続き、『実践 日本人の英語』を読み進めます。 本日は、P85~104の仮定法について解説された部分を読みました。 仮定法を理解する上で重要なポイントは、「もし~だったら」の内容がありえることなのか、それともありえないことなのか、です。 仮…

時制の一致の例外~主節が未来形なのに従属節が現在形なのはなぜ?~

引き続き、『実践 日本人の英語』を読み進めます。 本日は、P65~83を読了しました。 その中で、 After I graduate, I will start working for a bank. という例文があります(P77)。 意味は、意訳すれば、「私は卒業後、銀行に入るつもりです」で…