日本の歴史

御家人とは、簡単に言うと、将軍のポチである。

日本史を勉強中。 今日は、中世における御家人(ごけにん)について調べました。鎌倉幕府を開いた源頼朝(みなもとのよりとも)の時代ですね。 御家人って何? 御家人・・・「家」の「人」に「御」が付いて「御家人」。 そうか、「オタク(御宅)」のことか…

蘇我石川麻呂ー世直し後に自害に追い込まれた飛鳥時代の西郷隆盛?

蘇我石川麻呂って何した人? 蘇我石川麻呂(そがのいしかわのまろ)を一言で紹介するなら、「大化の改新の功労者の一人」です。 大化の改新(乙巳の変)は、一種の世直しです。 もう少し具体的に言えば、当時権勢をふるっていた有力者、蘇我入鹿(そがのいる…

用明天皇ー在位期間約2年の短命王

用明天皇陵 大阪府太子町にある用明天皇陵(ようめいてんのうりょう)に行ってきました。 用明天皇って何した人? 用明天皇は一言で紹介するなら、「聖徳太子の父」です。 憲法十七条や冠位十二階の制定という大きな歴史的功績を残した息子の聖徳太子を引っ…

敏達天皇ー仏教と二人の部下の権力闘争に振り回された苦労人

敏達天皇陵の入口 昨日、天気があまりに良かったので、敏達天皇陵(びだつてんのうりょう)を巡ってきました。 古代の飛鳥時代(あすかじだい)の天皇で、572年から585年まで在位しています。 中学校や高校で彼について詳しく学ぶということはないと思…

「歴史、興味ない」←わかる。

歴史不感症とはなんぞや? 病院に行く必要はない 歴史不感症の原因 学校でフィクションの歴史を教えるわけにはいかない 歴史不感症からの脱出法 今日は歴史不感症について考えたいと思います。 歴史不感症とはなんぞや? 歴史不感症※というのは、歴史に関す…

雨森芳洲〜朝鮮語に堪能だった江戸時代の通訳案内人〜

雨森芳洲って誰? 雨森芳洲(あめのもりほうしゅう)という人をご存知でしょうか? 彼は江戸時代の朱子学者で、外交官でもあり、日朝間におけるパイプ役を務めた人です。 日本初の朝鮮語の教科書、『交隣須知』(こうりんしゅち)を書き、朝鮮通信使の案内役…

キリスト教が日本で普及しない理由〜歴史の視点から〜

なぜキリスト教は仏教のように普及しなかった? 昨日、仏教伝来について書いていて疑問に思ったのが、どうして日本ではキリスト教が仏教のように普及しなかったのか、ということです。 「外国の新しい技術や思想を取り入れ、強い国にする」という熱い思いが…

仏教伝来と崇仏論争〜古代飛鳥時代のミーハー、蘇我氏〜

日本人の多くは仏教に日本の伝統的な宗教として割と肯定的な評価を与えていますね。でも最初からそうだったかというと、そうでもないんですね。 朝鮮半島から日本へ仏教伝来 仏教は538年(仏教伝来「ご参拝」の語呂合わせが有名)に朝鮮半島の百済(くだ…

社会人向け日本史の勉強法〜レベル別〜

日本史レベル1〜知らないと恥をかく常識編(最重要)〜 1. 重要な基礎事項は網羅されている 2. 因果関係が理解できる 3. 大きな流れをつかむことができる 以下の対策に有効 ・ 小学校、中学校、高校の定期テストおよび大学受験の基礎固め ・企業の採用試…

江戸から明治への変化、二つの時代の違いは何?

今日は、中国で有名な歴史教師、袁腾飞(yuán téng fēi)さんの動画で中国語の勉強も兼ねて、日本の歴史を学びました。 すごく偏ってるんじゃないの、と思われるかもしれませんが、割りと普通です。 むしろ、「日本のすごいところは〜」といった感じで、日本…