根性による3ヶ国語学習者の日記

風通ふ 寝覚の袖の 春の香に 薫る枕の 春の夜の夢 ー『新古今和歌集』

『源氏物語』読書マラソン

『源氏物語』読書マラソン20〜女評論家、頭中将の批評〜

『源氏物語』読書マラソン19。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP65〜69まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます(斜体のところは引用です)。 ではどうぞ。 しとしとと宵の雨が降る中、頭中将(とうのちゅうじょう)が、源氏の女か…

『源氏物語』読書マラソン18〜源氏の親友、頭中将の紹介〜

『源氏物語』読書マラソン18。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP64〜65まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます(斜体のところは引用です)。 ではどうぞ。 源氏の親友、頭中将(とうのちゅうじょう)の紹介。 彼は、源氏の妻である…

『源氏物語』読書マラソン17〜光源氏はプレイボーイではないという前置き〜

『源氏物語』読書マラソン17。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP63〜64まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます(斜体のところは引用です)。 ではどうぞ。 光源氏に関しては、一般に、数々の恋愛沙汰でプレイボーイというイメージ…

『源氏物語』読書マラソン16〜元服後間もなく、選り好みを始める源氏の君〜

『源氏物語』読書マラソン16。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP58〜60まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます(斜体のところは引用です)。 ではどうぞ。 元服し(成人し)、葵の上(あおいのうえ)という妻を得た源氏の君ですが…

『源氏物語』読書マラソン15〜源氏の君の元服と葵の上との電撃結婚〜

『源氏物語』読書マラソン15。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP53〜58まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます(斜体のところは引用です)。 ではどうぞ。 十二歳になった源氏の君の元服(げんぷく)、つまり成人式です。 さすがい…

『源氏物語』読書マラソン14〜弘徽殿女御を差し置いて幸せな親子関係を築こうとするミカド〜

『源氏物語』読書マラソン14。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP51〜53まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます(斜体のところは引用です)。 ではどうぞ。 源氏の君は、つねにミカドの側を離れることなく、ミカドのお妃通いにもく…

『源氏物語』読書マラソン13〜ミカドの元カノ探しと女四の宮の入内〜

『源氏物語』読書マラソン13。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP49〜51まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます(斜体のところは引用です)。 ではどうぞ。 ミカドは年月を経ても、亡き桐壺(きりつぼ)のことが忘れられません。そ…

『源氏物語』読書マラソン12〜若宮のチャラ男化を見通せなかった高麗人の人相見〜

『源氏物語』読書マラソン12。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP46〜49まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます(斜体のところは引用です)。 ではどうぞ。 ミカドと亡き桐壺更衣(きりつぼこうい)の子である若宮が、高麗人(こま…

『源氏物語』読書マラソン11〜東宮の決定と完全無欠の若宮〜

『源氏物語』読書マラソン11。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP44〜46まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます(斜体のところは引用です)。 ではどうぞ。 今回は、主に三つのことが描かれます。 ・第一皇子(弘徽殿女御(こきでん…

『源氏物語』読書マラソン10〜うつ病っぽいミカドとツッコむ弘徽殿〜

『源氏物語』読書マラソン10。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP41〜44まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます(斜体のところは引用です)。 ではどうぞ。 引き続きミカドの落ち込みぶりが語られていきます。 夜は遅くまで眠れず、…

『源氏物語』読書マラソン9〜感情移入しかねるミカドの激しすぎる恋〜

『源氏物語』読書マラソン9。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP37〜41まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます(斜体のところは引用です)。 ではどうぞ。 桐壺更衣(きりつぼこうい)の実家を見舞いに行った命婦(みょうぶ)が帰っ…

『源氏物語』読書マラソン8〜ミカド、運命に責任転嫁〜

『源氏物語』読書マラソン8。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP31〜37まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます(斜体のところは引用です)。 ではどうぞ。 今は亡き桐壺更衣の実家に、ミカドの使いである靫負命婦(ゆげいのみょうぶ…

『源氏物語』読書マラソン7〜源氏物語の情緒性を引き立てる弘徽殿のスパイシーなツッコミ〜

『源氏物語』読書マラソン7。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP29〜30まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます。 ではどうぞ。 桐壺更衣(きりつぼこうい)が亡くなり、ミカドは悲しみに暮れる日々を送ります。他の妃たちと寝ること…

『源氏物語』読書マラソン6〜桐壺更衣とユジンに学ぶ周りがみんな「する」中で「しない」ことによる差別化

『源氏物語』読書マラソン6。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP27〜29まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます。 ではどうぞ。 亡くなった桐壺更衣(きりつぼこうい)の野辺送りです。 大納言だった彼女の父はすでに他界していますが…

『源氏物語』読書マラソン5〜ミカドの桐壺更衣に対する最後の一撃、輦車の許可〜

『源氏物語』読書マラソン5。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP25〜26まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます。 ではどうぞ。 ミカドの桐壺更衣(きりつぼこうい)に対する愛ゆえの特別扱いは、周囲の嫉妬や反感を強め、結果的に彼…

『源氏物語』読書マラソン4〜恋で盲目になったミカドの暴走〜

『源氏物語』読書マラソン4。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP23〜24まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます。 ではどうぞ。 桐壺更衣(きりつぼこうい)の皇子(みこ)が三つになり、七五三の起源とされる袴着(はかまぎ)の儀式…

『源氏物語』読書マラソン3〜「可哀想に」と火に油を注ぐミカド〜

『源氏物語』読書マラソン3。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP21〜22まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます。 ではどうぞ。 今回はミカドに愛されるかの更衣の宮中でのお部屋が、桐壺(きりつぼ)であることが冒頭で述べられます…

『源氏物語』読書マラソン2〜皇位継承皇子を生んだ女御のリアリズムな疑い〜

『源氏物語』読書マラソン2。 大塚ひかり訳『源氏物語』のP19〜21まで読み進めました。前回の続きとして紹介記事を書いていきます。 ではどうぞ。 それだけミカドに愛されれば、子ができても不思議ではありません。 今回は、ミカドの愛を一身に受ける更…

『源氏物語』読書マラソン1〜ミカド、愛する更衣に「もっと会いたい」〜

『源氏物語』の読書マラソンを始めます。ゴールまで続くかはちょっと今の時点では不明ですが、興味のある方はぜひ読んでいってくださいませ。 ちなみに引用部分は斜体にしています(今後の記事でもそうです)。 ほとんどの日本人が読まない不朽の名著『源氏…