日本人の多くが一度は耳にしたことがあるであろう大手コーヒーチェーン店、スターバックス。
通称スタバ。
そのスタバが提供する食いもんとおしゃれな空間は多くの若者を魅了しています。
が、疑問に思ったことはないでしょうか?
必要予算の観点からはいずれも庶民派の飲食店なのに、某ハンバーガーチェーン店に行く場合とはイメージが違う・・・
スタバロゴと一緒にドヤ顔で自撮りする気にはなっても、某店のロゴと一緒に自撮りするのはイヤ・・・
しかし、必要予算からもわかるように、それは中身の違いによるのではありません。
すべてはイメージにあるのです。
たとえ、経済的価値(中身)に大きな差はなくとも、イメージ作りに成功すれば、周りからの評価も過大なものにすることができるのです!
そのイメージ作りが難しい?
わかりました、それでは今日はスタバがすでに作ってくれたイケてるイメージの力を借りて、簡単に自身のイメージを飛躍させることができる方法を紹介しましょう!
とっても簡単で、以下のポイントを守るだけ。(ただし、中には堅実な実力の必要なものもいくつか含まれます)
店に入る前に自分の服に値札が付いていないか確認する
自分の身体に値札をぶら下げるのは最悪です。
なぜなら、あなたに値札が付くことによって、相手に「お金で買えるもの」というイメージを与えてしまうからです。
しかし、人はお金では買えない次元のものに大きな魅力を感じるのです。
店に入る前には自分に値札が付いていないか入念にチェックをしましょう。
注文時のサイズ指定に間違ってS、M、Lを使わない
スタバをスタバたらしめていることの一つが、独自の飲み物のサイズ表記です。
スタバでは飲み物のサイズは小さいものから順に、ショート、トール、グランデ、ベンティです。
他のコーヒーチェーン店がS、M、Lという安易な英語の頭文字を採用する中で、あえて英語とイタリア語をごちゃまぜにすることで、周りにとは一線を画す特別な存在としてのイメージ作りに成功しています。
しかし、そうしたお店で「ドリップコーヒーのMください」と言うことは、他の店がSMLだからここもそうだろうと安易に決め付けた、つまり「自分の頭でものを考えられない」、「自分の目でものを見ることができない」とバラしているようなもの。
自分の目で見て、自分の頭でものを考えてこそ特別な存在になり得るのです。
メニューを噛まない
スタバでやってしまいがちな失敗の一つが、注文時にメニューを噛んでしまうこと。
日本人にはよくわからないカタカナの羅列の多い店ならではの失敗と言えるでしょう。
例えば、「キャラメルマキアート」のことを「からまるマキアート」と言ってしまうなどが典型的な例です。
噛む原因は、よくわからないカタカナの羅列そのものにもあります。しかし、もう一つの大きな原因は、緊張してしまっていること。イケてる感じは、適度なリラックスから醸し出されます。
逆に言えば、噛むほどに緊張しているということは、イケていないということ。
緊張しないでください。
意味もなくMacBookを広げない
時々、「スタバでMacBookをいじる」→「イケてる」と考えていると思われる人がいます。
しかしそれは大きな間違いです。
そんなことは学生でもちょっとバイトをしてお金を貯めればできることで、全然特別なことでもイケていることでもありません。
が、MacBookを使い、例えばウェブサイトやブログを運営し、それによって生計を立てているとなれば話は別。
それは誰にでも簡単にできることではなく、それができるあなたは特別な存在であるということを示すことになるのです。それはすなわちイケているということ。
あなたはMacBookでネットサーフィンしているだけなのか、それとも生計を立てられるだけの経済的価値を作り出している特別な存在なのか・・・
さて、どっちでしょう?
スタバで読むべき本
あなたがどこで何を読むかというは、イメージ戦略上、非常に重要です。いくらスタバのおしゃれ空間に身を置いても、競馬新聞を読んでいたら意味がありません。
これは、競馬新聞が悪いということではなく、場所柄にあった読み物というものがあるということ。ウェディングドレスを着て田植えする人はあまりいないですよね?
ここでは、スタバ空間と相乗効果を発揮しやすいオススメ本を紹介しましょう。
『白鯨』byハーマン・メルヴィル←店名スターバックスの由来はこの小説から。小説として面白いかどうかは・・・?
スタバで読んではいけない本
各種イケてない本
柿○種やヤマザ○パン、あるいは長ネギの刺さったスーパーの袋は持ち込まない
服装やヘアースタイルはもちろん大事ですが、何を持ち込むかということもイメージに大きく影響します。
例えば誰もがよく知っている、柿○種。
その実は甘くてジューシーで美味しいことは確かです。
しかし、種をスタバに持ち込むのは禁物です。
「種→植える→農業→田舎臭い」という連想が働き、スタバ空間にいる効果を台無しにしてしまうからです。
同様にヤマザ○パンや長ネギの刺さったスーパーの袋なども、持ち込まない方がいいでしょう。
「英語ができる→かっこいい」のイメージ回路を活用する
スタバで勉強、特に英語の勉強を熱心に頑張っている人をよく見かけます。
「英語ができる→かっこいい」のイメージ回路は確かに多くの人の頭の中存在しているので、これを利用をしない手はありません。
しかし、とりあえず英語の勉強をすればいいというわけではありません。「英語ができる→かっこいい」となるためには、英語がすでにある程度できる必要があります。
appleの綴りを一生懸命書いて覚えているレベルではダメなのです。
ここでは、スタ勉に適したオススメ英語図書を紹介しましょう。
『公式 TOEIC Listening & Reading』
『例解 和文英訳教本 (文法矯正編) --英文表現力を豊かにする』
ゲス笑いをしない
ゲス笑いとは、「ブヒヒヒひひ」みたいな笑いのことです。
それは、場合によっては、その場を盛り上げる良い効果を生むものですが、場所柄というものをわきまえる必要があります。
少なくとも、ゲス笑いはスタバ向きとは言えません。
では、どんな笑いが良いのか?
それはスタバの店員さんの笑みです。幸せを体現したかのような自然で爽やかな笑み。
注文時に店員さんの笑みをよく観察してみましょう。そしたらそれをコピーし、自分の顔にペーストするだけでOK。
ゲス笑いをしているスタバの店員というのもまれにいるかもしれませんが、そういうときは例外事態として受け流すのがよいでしょう。